特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

Web出願登録締切

5/7

出願票提出締切

5/9

科目番号

A25002

科目名

植物園で学ぶ生態圏と文化

科目開設大学名

大阪公立大学

英文科目名

Study of Ecosphere and Culture in Botanical Gardens

配当学年

全学年

単位数

2

募集定員(最少催行人数)

25名(5名)

年間日程

連絡先

杉本キャンパス 教育推進課 基幹教育担当
TEL:06-6605-2935

担当教員

名波哲、塚腰実、厚井聡、吉川徹朗、中川眞、杉田菜穂、水野寿朗、小口理一

履修条件等

時間割

変則 

開講期間

集中 講義内容を参照

教室

大阪公立大学附属植物園(交野市;備考参照)講義室及び園内フィールド

キャンパス

大阪公立大学附属植物園(交野市;備考参照)

講 義 内 容

講 義 概 要

 私たちは生態圏の一員として生活し、私たちの文化は生態圏と密接に係わりながら育まれてきました。本科目では、生態圏の実態とその機能(生態系)について学び、その健全な維持に必要なことを考え、そして、生態圏と文化の関わりについて学びます。本科目は、大阪公立大学講師陣によるオムニバス形式の講義と植物園資源を利用した実習・演習により構成されます。演習・実習の材料は植物だけでなく、昆虫などの動物、微生物、地層、土壌を含みます。講義は夏期集中で実施します。

到 達 目 標

 本科目は、講義と実習・演習を通して生態圏と文化に対する理解を深め、私たちと生態圏のこれからの関係を考えることを目標とします。

授 業 計 画

【授業計画】全15回
8月18日(月)
1.概論および植物園の紹介(担当:名波)11 : 10 - 12 : 40
2.100万年前の大阪の森-大阪から消滅した植物とその特徴-(担当:塚腰)13 : 20 - 14 : 50
3.100万年前の大阪の森-大阪から消滅した植物とその特徴-(担当:塚腰)15 : 00 - 16 : 30
8月19日(火)
4.有用植物から学ぶ植物の多様性(担当:厚井)9 : 30 - 11 : 00
5.有用植物から学ぶ植物の多様性(担当:厚井)11 : 10 - 12 : 40
6.植物園周辺に生息する動物の採集と観察(担当:吉川)13 : 20 - 14 : 50
7.植物園周辺に生息する動物の採集と観察(担当:吉川)15 : 00 - 16 : 30
8月25日(月)
8.植物園のサウンドスケープ ― 聴覚からのアプローチ(担当:中川)9 : 30 - 11 : 00
9.植物園のサウンドスケープ ― 聴覚からのアプローチ(担当:中川)11 : 10 - 12 : 40
10.草花を愛でる、草花を詠む(担当:杉田)13 : 20 - 14 : 50
11.草花を愛でる、草花を詠む(担当:杉田)15 : 00 - 16 : 30
8月26日(火)
12.植物園でさがす小さな動物たち(担当:水野)9 : 30 - 11 : 00
13.植物園でさがす小さな動物たち(担当:水野)11 : 10 - 12 : 40
14.植物の多様性と生態系機能(担当:小口)13 : 20 - 14 : 50
15.植物の多様性と生態系機能(担当:小口)15 : 00 - 16 : 30

評 価 方 法

出席と各講義時の課題による評価

授業の方法

対面

教 科 書

教科書は使わない。講義当日、プリントを配布する。

参 考 書

参考書を適宜紹介する。

備   考

・授業は全て、大阪公立大学附属植物園(交野市)で行う。
(京阪交野線私市駅下車 徒歩約6分;植物園HPで確認すること)
・来園は公共交通機関を利用すること(車での来園は不可)。
・私市駅ならびに植物園周辺にはコンビニがないので、昼食を事前に調達すること(ゴミは持ち帰ること)。
・屋外での実習が含まれるので、動きやすく汚れても良い服装と歩きやすい靴を着用すること(原則、安全のためミュールやサンダル、下駄は不可)。
・長袖シャツ・長ズボン・帽子を着用するなど、園内見学時には日よけ・虫よけ対策を行うこと。
・水筒などを持参し、水分補給をこまめに行うこと。
・8月19日午前の実習では藍染めを行う予定である。染色するものは、木綿のさらしをこちらで用意するが、各自で持参してもよい(タオル、シャツ、靴下など;材質は木綿、絹、麻、レーヨンなど)。また、染料がついても問題のない服装で来ること。内容を変更する場合は事前に連絡する。

学生へのメッセージ


ファイル更新日:2025/03/03 18:57:21