特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

Web出願登録締切

5/7

出願票提出締切

5/9

科目番号

A25009

科目名

金融リテラシーを高めるー生活設計と金融の基礎知識

科目開設大学名

近畿大学

英文科目名

Improving Financial Literacy

配当学年

全学年

単位数

2

募集定員

300名

年間日程

連絡先

大学院・共通教育学生センター
TEL:06-4307-3036

担当教員

安孫子 勇一 他 

履修条件等

時間割

金曜日 17:45〜19:15 

開講期間

後期 

教室

オンデマンド授業(定期試験のみリアルタイムで実施)

キャンパス

講 義 内 容

キーワード

金融リテラシー
ライフプラン(生活設計)
お金を借りる・ふやす
リスクに備える

講 義 概 要

 サブプライム問題を契機として起きた世界金融危機(2008年)の反省から、G20 や OECD における国際的な議論の中で、金融リテラシーの向上が利用者保護や金融システムの安定を実現していく上で重要との認識が広がっています。日本でも、金融経済教育推進会議が設置され、金融庁や金融広報中央委員会(事務局:日本銀行情報サービス局内)等、金融経済教育に関わる機関・団体が大学等での金融リテラシー教育に力を入れています。
 その金融経済教育推進会議の寄附講座「金融リテラシーを高める」が大学コンソーシアム大阪の「センター科目」として開講されるようになって、今年度で8年目になります。現在では、2024年度に設立された公的団体である金融経済教育推進機構(略称:J-FLEC)が中心となり、推進会議に参加している各団体と連携して開講する寄附講座となっています。本講座により、金融行政の視点、銀行業の視点、証券業の視点、保険業の視点、ファイナンシャルプランナーの視点のほか、悪徳商法の危険や対応策についても学ぶことができます。

到 達 目 標

 本講座では、幅広い金融分野の専門家(ゲスト・スピーカー)の協力を仰ぎ、受講者の金融リテラシーの向上を目指します。様々な金融商品の特性について、より深く理解することもできます。
 人生では、どうしても避けられない、費用が高額なイベントが発生します(教育、住宅、老後など)。それらに備えて、人生の資金計画をどう描き、若いころから資産形成をどう進めていけばよいのでしょうか。この講義は、皆さんの今後数十年の人生における金融面の羅針盤として活用できることを目指します。たとえば、就職先によっては、社会人第1日目から、企業年金の運用先(株や投信、債券等)の選択を迫られますが、この講義で考える道筋が理解できるでしょう。

授 業 計 画

ゲスト・スピーカーの都合により、内容や順番が変更されることがあります。
第1回  9月26日(金)導入―金融経済教育の重要性
第2回 10月 3日(金)人生とお金
第3回 10月10日(金)お金を稼ぐ
第4回 10月17日(金)お金と経済
第5回 10月24日(金)ライフプランを描く①
第6回 10月31日(金)ライフプランを描く②
第7回 11月 7日(金)お金を借りる①
第8回 11月14日(金)お金を借りる②
第9回 11月21日(金)お金をふやす①
第10回 11月28日(金)お金をふやす②
第11回 12月 5日(金)リスクに備える①
第12回 12月12日(金)リスクに備える②
第13回 12月19日(金)トラブルに強くなる
第14回 1月9日(金)ライフプランを描く③
第15回 1月16日(金)全体総括
第16回 1月23日(金)定期試験 ※18:00-19:00のリアルタイム実施

評 価 方 法

定期試験(出席率2/3以上の学生のみ採点対象) 80% … 期限に少しでも遅れた人は出席とみなしません
ライフプラン見直しワークシート(第6回講義課題) 20% … 期限に少しでも遅れた人は提出とみなしません
その他授業への貢献には加点することがあります。

授業の方法

オンライン(オンデマンド)

オンデマンド授業(Google Classroom に動画を配信し、期日中に視聴。オンデマンドの副教材<復習用>も活用しましょう)
※第16回(1月23日)の定期試験のみ、リアルタイム(18:00-19:00)での実施となります。(Google Classroom に課題を掲載します)

教 科 書

テキストは指定しません。レジュメ、資料等を必要に応じ、Google Classroomに掲載します。

備   考

【講義資料】⇒大学コンソーシアム大阪が提供する Google Classroom に必要な資料を掲載します。
受講生にはクラスに参加するためのクラスコードをお知らせします。