特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

Web出願登録締切

5/7

出願票提出締切

5/9

科目番号

A25012

科目名

子どもの食育

科目開設大学名

相愛大学

英文科目名

Shokuiku for Children

配当学年

全学年

単位数

2

募集定員(最少催行人数)

15名(5名)

年間日程

連絡先

教学課
TEL:06-6612-5904

担当教員

進藤 容子

履修条件等

時間割

変則 

開講期間

後期 講義内容を参照

教室

キャンパス

講 義 内 容

キーワード

食育 食生活  子どもの権利

講 義 概 要

食をめぐる課題の深刻化に対応するため、平成17年に「食育基本法」が制定されました。食育は、全ての世代を通して間断なく推進されることが望まれます。特に子どもは、生きる力の基礎を育てる時期であり、健やかな育ちを保証するとともに、生涯にわたる食を営む力の基礎を培う食育のもつ意義は大きいものです。
「子どもの権利条約」「こども基本法」に示される通り、子どもに関することが行われる時は、「その子どもにとって最もよいこと(子どもの最善の利益)」を第一に考えます。「食」は子どもの心身の育ちに大きくかかわるものであり、「子どもの最善の利益」の視点をもって判断し実践することが重要です。食育は食に関する教育であり、とくに体験を通して身につけていくことが望まれます。この授業では、子どもにとって最も良いこととしての食の実践に配慮しながら、「主体的・対話的で深い学び」をめざす食育について考え合います。
本授業を通し、受講者自身が食に関心を持ち、適切な食行動についての発信者となることを期待します。

到 達 目 標

① 食育の定義、意義を正しく理解できる。
② 適切な食行動について説明できる。
③ 子どもにとって最善の利益から食のあり方を考えられる。

授 業 計 画

10月6日(月)
第1回 オリエンテーション
   「食育」とは① 食生活指針・子どもの最善の利益から考える(13:30~15:00)
第2回 「食育」とは② 食育基本法や保育・教育での食育の考え方(15:10~16:40)
10月20日(月)
第3回 「偏食」から考える① 好き嫌いのしくみ(13:30~15:00)
第4回 「偏食」から考える② 食べたいもの、好きなものが増える子どもをめざす(15:10~16:40)
10月27日(月)
第5回 「偏食」から考える③ 食物アレルギーのしくみ(13:30~15:00)
第6回 「偏食」から考える④ 食物アレルギーのある子と食育(15:10~16:40)
11月10日(月)
第7回 「バランスの良い食事」から考える① バランスの良い食事とは(13:30~15:00)
第8回 「バランスの良い食事」から考える② バランスの良い食事をめざす(15:10~16:40)
11月17日(月)
第9回 「SDGs」から考える① SDGsと食について(13:30~15:00)
第10回「SDGs」から考える② SDGsを考慮した食育(15:10~16:40)
12月1日(月)
第11回 「生活リズム」から考える① 空腹のリズムのしくみ(13:30~15:00)
第12回 「生活リズム」から考える② 規則ただしい食習慣をめざす(15:10~16:40)
12月8日(月)
第13回 「災害時の備え」から考える① 災害時の食事情(13:30~15:00)
第14回 「災害時の備え」から考える② 災害時に備えた平常時の食育(15:10~16:40)
12月15日(月)
第15回 振り返り
    子どもの食育のあり方・自分自身ができること(13:30~15:00)

評 価 方 法

各回での提出物 60% 1・2回毎に小レポートや教材案などを提出
最終レポート  40% 学修内容から自分の考えが適切に構築できているか

授業の方法

対面

教 科 書

不使用

参 考 書

随時紹介します

備   考

・授業中、スマートフォンの使用は原則として禁止します。
・ノートを取るなどの目的で使用する場合は、PCの持ち込みを許可します。
・その他、配慮事項がある場合は、個別に相談してください。(対応できないこともあります。あらかじめご了解ください。)