キーワード ・消費者教育 ・消費者市民社会 ・地域活動 講 義 概 要 SDGsの課題にも数えられる消費社会のあり方について、消費者市民社会の一員として地域社会 における課題を通して考える。 講義においては、消費者教育推進法とその成立の背景について、具体的事例もふまえて学ぶ 。演習においては、企業や行政、市民団体の活動にもふれることができるように、また、その後 の関わり機会も想定した現場実習を通して学ぶこととする。なお、授業はオンデマンドと対面の 混合とし、対面授業の日程については概ね11月から12月にかけての土日を中心に設定する。(詳 細は決定次第履修者に通知する) 到 達 目 標 1.消費者市民社会のあり方について自分の問題として理解する 2.実践を通じて消費者教育の必要性・内容を理解する 3.消費者市民社会における市民としてのあり方(消費者市民性)を身につける 4.所属する大学を越え、次代を担う消費者市民としての連帯性をはぐくむ 授 業 計 画 第1回:オリエンテーション「大阪から創る消費者市民社会」 | 第2回:消費者問題をめぐる今日的課題 | ○ 消費者教育と消費者市民(推進法を通して) | ○ SDGs(持続可能な開発目標)と消費者教育について | ○ 一人の市民として「消費者問題」を理解する | 第3回:活動を通した学びの手法(アクティブラーニング)について | ○ ワークショップとアクティブラーニングについて | ○ 消費者教育推進法がめざす「消費者市民社会」の実現に向けた消費者教育の方 | 法を知る | 第4回:消費者問題と企業活動 | ○ 消費者教育に取り組んでいる企業について理解を深める | ○ ACAPなど消費者教育に取り組む各種公共団体について学ぶ | 第5回:消費者教育学生リーダー活動 | ○ 消費者教育に興味をもつ学生のネットワークを学ぶ | 第6回:地域における消費者問題への取り組み | ○ 大阪府消費生活センターの取り組み | ○ 和歌山県消費者センターの取り組み | ○ 消費者被害に合わないために消費者被害等の事例紹介 | 第7回:消費者市民教育の実践から学ぶ1 | 第8回:消費者市民教育の実践から学ぶ2 | 第9回:消費者教育の企画づくり1 | (大規模なフィールドワークを含む実践的アクティブラーニングにて行う予定) | 第10回:消費者教育の企画づくり2 | ○ 消費者市民教育の実践に向けた企画づくり | (大規模なフィールドワークを含む実践的アクティブラーニングにて行う予定) | 第11回:地域共同型消費者教育の実践1 | (大規模なフィールドワークを含む実践的アクティブラーニングにて行う予定) | 第12回:地域共同型消費者教育の実践2 | (大規模なフィールドワークを含む実践的アクティブラーニングにて行う予定) | 第13回:地域共同型消費者教育の実践3 | (大規模なフィールドワークを含む実践的アクティブラーニングにて行う予定) | 第14回:地域共同型消費者教育の実践4 | (大規模なフィールドワークを含む実践的アクティブラーニングにて行う予定) | 第15回:まとめと振り返り |
評 価 方 法 レポート:50% その他:50% 前半の授業については、オンライン授業システム「Moodle」を活用し、毎回リポート提出を求め る。後半授業は大規模なフィールドワークが主体となるため、そこでの関わりが評価の主要な指 標となる。フィールドワーク授業への参加は当然のこととして、そこに至るまでの準備過程や参 加姿勢など、複数の指標にわたって総合的に評価する。 授業の方法 対面 『講義』『アクティブラーニング』『プレゼンテーション』『グループワーク』『フィールドワ ーク』 授業方法や実施場所については、履修登録者に対して直接連絡する。 対面授業とオンライン・オンデマンドの混合により実施する。 オフィスアワー M-Portクラスプロファイル内[授業Q&A]より質問してください。 備 考 各授業回毎に到達目標が異なるため、学習すべき事項についてはその都度示す。 |