特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

C25021

科目名

異文化理解論

科目開設大学名

帝塚山学院大学

英文科目名

Intercultural Understanding in the Anglosphere

配当学年

1

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教学課
TEL:072-296-1331

担当教員

溝手 真理

履修条件等

時間割

月曜日 13:40〜15:20 

開講期間

秋学期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

キーワード

ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、アジア、北アメリカの英語圏各国に対する知識を深めながら、異文化理解の手法を学ぶ。また、異文化コミュニケーションを実際に体験し、報告できるようになる。さらに、「異なる価値観を理解し尊重する」という異文化理解にとって大切な態度を身につける。

講 義 概 要

ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、アジア、北アメリカの代表的な英語圏各国には、もともとイギリスの植民地だった国が多く、それぞれの国の「現在」に影響を及ぼしている。「植民地」という共通の切り口から英語圏の国々の社会、文化、歴史などについて講義し、各国を論じるための基礎知識を習得する。さらに、英語圏各国文化の多様性について体験的に学習し、異文化理解の意義を考える機会とする。

到 達 目 標

①英語圏各国の歴史、社会、文化について基本的な内容を説明できる。②英語圏各国について資料から情報やデータを収集し、説明できる。③文化の多様性と異文化交流について体験的に理解する。

授 業 計 画

第1回オリエンテーション+イギリスとは(特に植民地政策の観点から)
第2回イギリスの地理と歴史
第3回イギリスの教育と風俗習慣
第4回英語圏各国の理解・・・The USA
第5回英語圏各国の理解・・・ Canada
第6回到達度の確認1と前半のまとめ
第7回英語圏各国の理解・・・・India
第8回英語圏各国の理解・・・・ Nigeria
第9回ポスターセッション:各自の異文化体験を紹介する。
第10回英語圏各国の理解・・・ Australia
第11回英語圏各国の理解・・・ New Zealand
第12回英語圏各国の理解・・・・・Singapore
第13回プレゼンテーション:異文化体験の意義を理解するための旅行計画を発表する。
第14回到達度の確認2とまとめ

評 価 方 法

平常点(事前課題への取り組み、ふりかえりシートの記入等)20%、文化体験や異文化交流への取り組み(プレゼンテーションとレポート)25%、最終課題への取り組み(プレゼンテーションとレポート)25%、到達度の確認(2回)30%

授業の方法

対面

配布資料を中心に講義形式で進めていく。
 課題として文化体験や異文化交流に取り組み、第12回のポスターセッションで各自発表する。最終課題として各自の旅行計画を作成し、13回にプレゼンテーションを行う。その後レポートにまとめて提出する。
 コミュニケーション力を養うために、プレゼンテーションはグループで行い、ディスカッションを通じてピアレビューを行う。その後、グループ代表を選抜し、代表者によるファイナルプレゼンテーションをクラス全体で開催する。その際、WebClassを用いて聞き手の学生たちが意見を述べる双方向授業を行う。

オフィスアワー

研究室前に掲示しているオフィスアワーの時間を確認すること。WebClassで質問を受け付ける。

教 科 書

使用せず。

参 考 書

必要に応じて授業で指示する。

備   考

履修上の注意:講義の性質上英語資料が多いので、英和辞書を用意すること。ポスターセッションとプレゼンテーションの回は、各自PCを持参すること。
準備学習:(予習に要する時間:4時間程度)新聞、テレビ等の各種メディアを通して英語圏各国のイメージをつかんでおくこと(1時間)。事前課題に取り組むとともに、配布資料を読み、理解してから授業に出席すること(1時間)。文化体験や異文化交流の体験課題のプレゼンテーションとレポートを準備すること。最終課題のプレゼンテーションとレポートを準備すること。
担当教員からのメッセージ:グローバル化が進展する今日の世界において、英語をツールとした異文化理解力を高め、異なる文化・社会背景を理解し、尊重する姿勢を身につけることがとても大切です。本授業で、英語圏を例に異文化理解の方法を身につけましょう。

募集終了