特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

C25029

科目名

国際関係論A

科目開設大学名

桃山学院大学

英文科目名

International Relations A

配当学年

2年次以上

単位数

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務課(単位互換係)
TEL:0725-92-7596

担当教員

松村 昌廣

履修条件等

時間割

木曜日 13:20〜14:50 

開講期間

春学期 

教室

未定

キャンパス

桃山学院大学(和泉キャンパス)

講 義 内 容

講 義 概 要

ウクライナ戦争、第四次台湾海峡危機、食糧・エネルギー危機など、急激に大きな変化を見せる現在の国際関係を体系的に理解するために、具体的な事例を取り上げながら、ベーシックなことから積み上げて、お話しします。本講義は理論の講義ですが、初めて国際関係論を学ぶ学部学生を念頭に、難解にならないように図やメモを使って丁寧な説明を心がけます。なお、より具体的な個別の国際情勢に関心のある学生は、映像資料を駆使する「国際政治事情研究A・B」を受講してください。

到 達 目 標

毎日、テレビや新聞の国際問題に関するニュースに触れていても、よく分からないことが多いでしょう。ニュースは断片的で、十分な説明もありません。ちゃんと理解するには体系的で理論的な準備が必要です。このため、この講義は国際関係の理解に必要な理論的な思考とは何か、主要な理論にはどのようなものがあるかに焦点を絞って説明します。また、刻一刻と変化する時事問題に具体的に触れながら、考察を深めていきます。

授 業 計 画

第1回:導入
1-1)国際関係論と国際関係における日本
第2回:1-2)国際関係論の諸分野、基礎概念及び一般システム的理解
第3回:1-3)社会科学における認識・方法論的論争と国際関係論
(1)現実主義VS 理想主義
第4回:1-3)
(2)伝統主義VS 科学主義
第5回:1-3)
(3)誇大理論主義VS 個別理論主義
第6回:1-3)
(4)まとめ
第7回:総論
2-1)基本的捉え方
(1)現実主義
第8回:2-1)
(2)多元主義
第9回:2-1)
(3)グローバリズム
第10回:2-1)
(4)まとめ
第11回:2-2)分析のレベル
(1)政策決定システム
第12回:2-2)
(2) 国家システム
第13回:2-2)
(3)国際システム
第14回:2-2)
(4)まとめ
第15回:総括

評 価 方 法

レポート:100%
講師が設定した問題と手順で、講義で扱った内容を基に持ち帰りのレポート試験(2500字~3000字)の作成・提出を求めます。十分な時間(恐らく週末を含め7~10日以上の期間)を設定し、受講生が自分でとった講義ノートその他資料を見ながら、じっくり考えて作成できるようにします。

授業の方法

対面

『講義』

オフィスアワー

M-Portクラスプロファイル内[授業Q&A]より質問してください。

教 科 書

ポール・R・ビオティ、マーク・V・ウェッセルズ:『国際関係論- 現実主義・多元主義・
グローバリズム』(彩流社)
(絶版であるので、学生には入手可能な措置をとる)

参 考 書

E・H・カー『危機の20年』(岩波文庫)
モーゲンソー『国際政治』(福村出版)
シューマン『国際政治』(東京大学出版会)

備   考

講義に合わせて、テキストの該当部分を予習・復習で読解すること。

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