特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

E25002

科目名

法学入門

科目開設大学名

大阪公立大学

英文科目名

Introduction to law

配当学年

1年

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

杉本キャンパス 教育推進課 基幹教育担当
TEL:06-6605-2935

担当教員

鶴田 滋、守矢 健一、三島 聡

履修条件等

時間割

木曜日 10:45〜12:15 

開講期間

後期 

教室

401大教室

キャンパス

森之宮キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

この授業は講義形態で行われる。この講義は、法と裁判に関わる基本的な事項を種々の観点から検討し、これを理解することをもって主題とする。もとより法と裁判の基本事項の理解の仕方は、扱う素材と観点とに応じて、多角的に捉える必要がある。本授業ではその詳細を、大きく、基礎法学的、民事法的、刑事法的観点の三つに便宜的にわけて論ずる。この講義における学習を通して、法と裁判の基本事項を学び、理解した内容を論述できることを目標とする。

到 達 目 標

本授業に単に出席するだけでなく、授業が提供する問題群に真摯に取り組むことによって、法や司法制度の構造や運用の実際についての基本的な知識を習得し、学習した内容を矛盾なく論理的に説明できるようになることが本授業の到達目標である。この目標には、法律の解釈とはどのような作業かを学んだうえ、授業で扱う重要事件において裁判所が法律をいかに解釈したのか、そしてその解釈にはいかなる意義・問題をもつのかについて的確に説明できるようになることを含む。

授 業 計 画

第1回法は一般の社会規範と違って人が工夫して作り実現するもの
第2回法の内容は社会の構造に従い変化するので、永遠の真実ではない
第3回法は政治を前提し、しかしもっと一人ひとりを見る
第4回法は、文化によって支えられる
第5回法とデモクラシー
第6回刑事法の基礎(1)社会的に大きくとりあげられたある事件を仔細に紹介する。
第7回刑事法の基礎(2)刑法の基本原則とその解釈――第6回で紹介する事件に関連して
第8回刑事法の基礎(3)刑事訴訟法の基本原則とその解釈
第9回刑事法の基礎(4)死刑
第10回刑事法の基礎(5)拘禁刑
第11回民事法の基礎(1)私法上の権利とその実現:総論ーー契約を念頭に
第12回民事法の基礎(2)不法行為責任とその実現
第13回民事法の基礎(3)家族法上の権利とその実現
第14回民事法の基礎(4)労働法上の権利とその実現
第15回民事法に関する授業のまとめ
第16回期末試験

評 価 方 法

成績評価は期末の試験による。単位取得のためには試験で60%以上の得点を有していなければならない。成績評価にあたっては、上記「到達目標」に掲げた目標について、正確な知識を、適切な言葉と首尾一貫した文章で表現し得ているかが、重要な評価基準となる。

授業の方法

対面

対面授業

教 科 書

特定の教科書は使用せず、各回の授業ごとにレジュメや資料を配付する。

参 考 書

参考文献は、各回の授業ごとに、レジュメに記載するか口頭で指示する。

備   考

事前学習:教員が指定する資料等を読んで、その内容を理解する。
事後学習:授業内容の整理を行う。

募集終了