講 義 概 要 主に、現代の日本を対象として、政治過程、議員行動、立法組織について講義することで、以下の3点の目的の達成を目指す 到 達 目 標 (1) 現代政治に関する基礎知識を習得すること (2) 政治学の理論とモデル、方法論に触れること (3) 政治学の思考を1つの手がかりとした論理的思考能力を養うこと 授 業 計 画 第1回 | 導入 社会科学と因果推論 | (事前・事後指導) | 『原因と結果の経済学』1章 | 第2回 | 2001‒2006年小泉政権 | (事前・事後指導) | 『平成デモクラシー史』4章 | 第3回 | 2006‒2009年 自民党政権陥落の道 | (事前・事後指導) | 『平成デモクラシー史』5章 | 第4回 | 2009‒2012年 民主党政権 | (事前・事後指導) | 『平成デモクラシー史』6章 | 第5回 | 2012‒2020年 安倍政権 | (事前・事後指導) | 『安倍晋三 回顧録』 | 第6回 | 2020年‒ 菅・岸田・石破政権 | (事前・事後指導) | 『安倍晋三 回顧録』 | 第7回 | イデオロギー | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』 | 第8回 | 選挙制度 | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』4章 | 第9回 | 政党 | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』5章 | 第10回 | 自民党の組織 | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』5章 | 第11回 | 議会と立法過程 | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』7章 | 第12回 | 議員 | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』7章 | 第13回 | 官僚 | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』6章 | 第14回 | 地方自治 | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』9章 | 第15回 | まとめI | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』 | 第16回 | まとめII | (事前・事後指導) | 『民主主義の比較政治学』 | |
評 価 方 法 <成績評価方法と基準> 学期末の試験70点+毎回の授業参加における発言・授業内課題30点 成績評価は厳格に行なうため、相当量の勉強が求められる。したがって、真剣に授業にのぞみ、相当の労力を投入する意欲がある場合のみ履修すること。授業に出席せず試験前に借りたノートで勉強する、授業に出席するだけで内容理解に努めないなど、十分な勉強を行なわずに受験しても単位認定にはつながらない。一方、高い意欲と授業理解をそなえた受講生が高い成績を得られるような評価の工夫を講じる予定である。 授業の方法 対面 教 科 書 伊藤武・作内由子・中井遼・藤村直史 (2025) 『民主主義の比較政治学』有斐閣 参 考 書 中室牧子・津川友介 (2017) 『原因と結果の経済学 データから真実を見抜く思考法』ダイヤモンド社。 清水真人 (2017) 『平成デモクラシー史』筑摩書房 安倍晋三 (2023)『安倍晋三 回顧録』中央公論新社 備 考 【事前・事後学習の内容】 事前学習:シラバスに記載した教科書の該当範囲を読んで講義に臨む。 事後学習:レジュメや授業中にとったノートで授業内容をよく復習すること。さらに初回の講義時に配布するシラバスに記載した参考文献などを読んで理解を深めること。 【履修上の注意】 授業計画については、進捗状況によって若干変更する場合がある。 |