特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

E25018

科目名

観光と経営

科目開設大学名

大阪観光大学

英文科目名

Toursim and Business Management

配当学年

2

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教学課教務担当
TEL:072-453-8321

担当教員

橋本 行史

履修条件等

出席重視、参加者の迷惑になる私語禁止。

時間割

火曜日 11:00〜12:30 

開講期間

後期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

・組織のマネジメントを「経営」と呼ぶ。これは明治初期における福沢諭吉による外来語の日本訳とされる。「経」は経糸(たていと)、「営」は営舎のことであり、軍隊の営舎を建設するに際して、棒の先に紐を結び付けて、土地を測量したことに由来するらしい。20世紀は組織の時代とも言われ、政府、軍隊、企業をはじめ、習い事の宗派なども組織化が進んで組織は巨大化していった。これにともなって、企業論、経営管理、経営組織、経営戦略、マーケティング、人的資源管理、企業会計など、様々な独自の専門分野が生まれている。
・経営の主体は、経営学発展の歴史からも企業が中心となるが、国家や地方自治体などの公共団体についても経営を考えることができる。収益向上を目的とする企業と国民や地域住民の福祉向上を目的とする国や地方自治体は、存立目的を異にする関係から、企業経営論から得られた知見がそのまま公共経営論や地域経営論に適用されることはないが、その一部を活用することは可能である。
・公共経営論の主体は国や地方自治体を指すことが通常であるが、地域経営論と呼ぶ場合には、地方自治体以外にも企業やNPO、住民団体などの多様な主体を含んでいる。
・本授業は、「観光と経営」の関わり意識しつつ、現代の社会において重要度を増している経営学の基礎を学ぶ。

到 達 目 標

a.知識・理解
経営学の意義・役割・体系をする。
b.思考・判断
経営組織論の基本的な考え方を理解する。
c.関心・意欲
経営組織に関係することに関して関心を持つ。

授 業 計 画

1.ガイダンス
2.経営の意義、経営学の体系
3.企業形態
4.株式会社の歴史(株式の仕組み、東インド会社の成立と発展)
5.ガバナンス(組織の構造、組織統治の仕組み)
6.ガバナンス(組織統治のスタイル)                  」
7.経営戦略(全社戦略、多角化戦略)
8.経営戦略(事業戦略としての差別化・低価格化、SWOT分析など)
9.中間試験と解説
〔なお、マーケティング(STP、4pなど)は「観光とマーケティング」で講義〕
10.イノベーション(理論、具体例)
11.スタートアップ(ベンチャー、起業支援)
12.アカウンティング(BL、PL) 13.アカウンティング(具体例)
14.日本的経営(歴史、特徴ー特に雇用制度、何をどう見直すか)
15.期末試験と解説
(授業の進行状況によって、テーマと順序が変わることがある)

評 価 方 法

(評価手段・到達目標)
               a   b  c  d  e  評価比率
1.期末試験          ◎  〇  〇         70%
2.中間試験          ◎  〇  〇         30%
3.宿題・授業外レポート
4.授業内発表・製作作品                   加点要素
5.授業態度・授業への参加度                 減点要素
全体             ◎  〇  〇         100%

授業の方法

対面

対面授業

教 科 書

特になし。

参 考 書

加護野忠男・吉村典久(編著)『1からの経営学(第3版)』碩学舎、2021年

備   考

1.Web、文献などを活用して授業の準備・復習をする。
2.希望者にオフィスアワー時にフィードバックを行う。

募集終了