特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

E25037

科目名

環境経済学1

科目開設大学名

関西大学

英文科目名

Environmental Economics I

配当学年

2~4年次

単位数

2

募集定員

20名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

学事局 教務事務グループ
TEL:06-6368-0127

担当教員

新熊 隆嘉

履修条件等

時間割

月曜日 10:40〜12:10 

開講期間

春学期 

教室

キャンパス

千里山キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

環境問題のほとんどは、人間の経済活動が生み出していると言っても過言ではありません。したがって、環境問題を解決するためには様々な経済活動を最適にコントロールする必要があります。これは法律で規制することによってもできますが、社会的に望まれる行動をとるためのインセンティブを各経済主体に与えるように制度設計するというのも一つです。
どちらかといえば、環境経済学は後者の立場をとります。環境経済学1では、環境経済学の基礎を習得します。 毎回の講義は、大事なポイントが問題となっています。ルーズリーフに答えを書いて提出してもらいます。
なお、環境問題のルーツや環境問題の政治経済学的な側面に関心のある方は、環境経済学2の履修をお勧めします。環境経済学2ではミクロ経済学を使いませんのでさらに理解しやすいです。当科目は文学部生も受講可能ですが、文学部生には、秋学期開講の環境経済学2の履修を強くお勧めいたします(そちらは、経済学の理論をまったく使いません)。

到 達 目 標

環境経済学は、ミクロ経済学の応用分野の一つです。ミクロ経済学が環境問題のような現実の問題にどのように適用できるのか、考え方を身につけることが目標となります。
なお、数学やミクロ経済学が苦手であった人にも安心して受講できる授業です。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授 業 計 画

環境政策の基礎を15回に分けて順に講義していきます。
第1回 ガイダンス
第2~4回 汚染排出に対する課税
第5~6回 汚染削減に対する補助金
第7~9回 排出権取引制度 
第10回 汚染被害者と加害者間の交渉(コースの定理)
第11回 環境政策と公平性
第12回 新しい環境政策としてのエコラベリング
第13~14回 企業による自主的な取り組み(環境経営)とその効果
第15回 日本の環境政策と欧米の環境政策
授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業中に解説をした問題を中心に復習し、理解が不十分なところがないか確認しておくこと。そのような箇所があれば、そのつど質問してください。

評 価 方 法

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験70%、毎回提出の問題30%
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
理解度による。

授業の方法

対面

教 科 書

毎回、インフォメーションシステムに資料をアップしますので、市販の教科書は使用しません。

備   考

質問は、shinkuma@kansai-u.ac.jpまでお願いします。

募集終了