特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

E25064

科目名

ジェンダーとダイバーシティ

科目開設大学名

摂南大学

英文科目名

Gender and Diversity

配当学年

2

単位数

2

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

全学教育機構
TEL:072-839-9432

担当教員

石井 三恵

履修条件等

時間割

月曜日 13:20〜14:50 

開講期間

後期 

教室

キャンパス

寝屋川キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

この授業を通じて学生には、以下の4点を理解することが期待される。
1)グローバル社会では、日本人の従来の常識では予測のつかない疑問点が溢れていることを知り、ジェンダー視点で俯瞰する。
2)「境界線」も一つの視野では理解できないことから、ジェンダーの基本的理解はもちろん、主な思潮を通して社会を読む。
3)さまざまな差異を理解するためには、ダイバーシティ(多様性)を尊重し、受け入れ、積極的に活かすことが大切であることを事例を通して学ぶ。
4)日常生活やビジネスの場面でのコミュニケーションの必要性を理解し、アサーティブコミュニケーションの理論を知る。
SDGs-5

到 達 目 標

ダイバーシティ理解に欠かせないコミュニケーション手法の一つであるアサーティブネス理論を中心に理解を促進させ、そのスキルを学ぶことによって、さまざまな社会現象に対しての発言に活かすことを目標とする。

授 業 計 画

第1回 オリエンテーション
第2回 ダイバーシティと境界線
第3回 ジェンダー視点
第4回 日本の近代化
第5回 国際統計比較
第6回 性役割の形成①
第7回 性役割の形成②
第8回 「らしさ」とセクシャル・ポリティクス
第9回 ワークライフバランスとビジネス組織
第10回 アサーティブコミュニケーション①
第11回 アサーティブコミュニケーション②
第12回 リプロダクティブ・ヘルス&ライツ
第13回 DVとデートDV
第14回 プレゼンテーション
第15回 まとめ

評 価 方 法

グループワーク(20%)、プレゼンテーション(30%)、レポート(50%)を総合的に評価する。

授業の方法

対面

第一に学問的探究をもち、偏見なく学ぶ姿勢が必要であり、第二に積極的に参画する意識を持つことを求める。
一つの問題において、グループワークの中で他者の意見を聴く機会を設け、その後発表することや、ロールプレイを通して相手の心情を真剣に学ぶことを求める。
したがって、素直に取り組むことに留意する。

参 考 書

「共に学ぶ女性学」(石井三恵)(泉文堂)ISBN:13-978-4793006098
「ジェンダーで学ぶ社会学」(伊藤公男)(世界思想社)ISBN:13-978-4790716686
「よくわかるジェンダー・スタディーズ」(木村 涼子 他)(ミネルヴァ書房)ISBN:13-978-4623065165

備   考

予習・復習に毎回2時間以上取り組むこと。
ロールプレイ、プレゼンテーション、レポート作成のための学習時間を含め、総時間数で60時間程度を目安とする。
受講生のワークの進捗状況や社会現象の発生に応じて内容が前後することもある。

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