講　義　概　要

・授業では、理論等の解説と同時に、豊富な統計データや具体的な事例紹介を行うことを通じて、地域経済、特に地元である関西の経済・産業・企業の現状と課題について理解を深めてもらう。

到　達　目　標

・同じ国の中でも、経済的に繁栄している地域がある一方で、経済的衰退に苦しんでいる地域も存在する。こうした地域間の経済格差はなぜ生じるのか、また、どうしたら、こうした地域間の経済格差を無くすことができるのであろうか。このような地域経済の問題を理解するためには、国全体の経済動向に加えて、その地域に存在する産業や個別企業の経済活動に注目することが必要になる。
・本講義では、（１）地域経済を理解するための基礎的な理論や分析手法について体系的な知識を身につける、（２）具体的な地域経済の現状と課題について理解する、（３）産業論に関する基礎的な知識を身につける、（4）関西の主要産業の現状に関する知識を身につけることを到達目標とする。

授　業　計　画

評　価　方　法

・成績は、平常点40％、レポート課題10％、授業内試験50％
・平常点は、授業毎の小テスト（100点満点）の点数の合計（1400点）を40点換算したもの（授業１回当たり3点程度）
・授業内試験は、履修者が多い場合には、通常の定期試験に変更する場合もある。
・授業内試験は、15回目の授業内に行う

授業の方法

対面

・授業は、通常の講義形式によって行う。
・座席指定を行う。最前列は空けておくので、スクリーンの文字が読めない人は自主的に前に移動すること。
・遅刻や授業中の私語は厳禁。また、授業内容と関係のない携帯・スマートフォンの操作（ゲーム、LINE、漫画を読む、イヤフォンをして音楽を聞く、Youtube等の動画サイトの閲覧など）は厳禁。見つけた場合にはその場で注意を行う。注意を受けても態度を改めない者には、厳正に対処する。
【出欠について】
・毎回、授業冒頭に阪南UNIPAで出欠を取る。その際のUNIPAへのアクセスは、学内LAN（Wi-Fi）経由で行うこと。他教室や学外等からのアクセスは欠席扱いとする。スマホの電池切れやLANに繋がらない場合は、出欠確認時の時点で申し出ること（授業後の申告は認めない）。
・出欠確認後に入室した場合、受講は許可するものの欠席扱いとする。
・欠席の場合、たとえ小テスト（後述）に回答していても0点とする。
・電車の遅延等の理由で遅刻した場合は、入室時にその旨を申告すること。
【小テストについて】
・毎回、授業の終わりにUNIPAで小テスト（授業内容の確認テスト）を行う。
【病欠や就活等で授業に出席できなかった場合】
・病欠や就活等で授業に出席できなかった場合は、教務課・学生課等の印のついた欠席届等を提出すること。欠席回の小テストの点数を30点とする。ただし欠席届けを提出してもUNIPA上の出欠や小テストの採点結果は修正しない。教員側で保持している成績ファイルに修正を反映させる。

教　科　書

山崎朗、杉浦勝章、山本匡毅、豆本一茂、田村大樹、岡部遊志『ベーシック＋地域政策［第２版］』中央経済社、2023年

参　考　書

なし

備　　　考

・中間レポート課題（A4用紙1枚程度）を課す。詳細については授業中に説明する。