特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

F25011

科目名

文化・自然遺産論

科目開設大学名

大阪観光大学

英文科目名

Cultural and Natural Heritage

配当学年

2

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教学課教務担当
TEL:072-453-8321

担当教員

小野 健吉

履修条件等

・授業態度・授業への参加度を成績評価に反映するので、指名を受けた際には回答するとともに、リアクションペーパーを必ず提出すること。 ・授業中の飲食・私語は禁止する。 ・携帯電話は、教員が認めた時に限り使用ができる。

時間割

水曜日 11:00〜12:30 

開講期間

前期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

観光の対象として古くから人気の高い文化遺産・自然遺産について、保存の観点から日本の文化財保護法・自然公園法の基礎的事項を講義するとともに、観光資源ともなる具体的な文化遺産・自然遺産を紹介する。文化遺産については、文化庁の施策である「日本遺産」に選ばれた複数のストーリーを紹介し、ストーリーを活かした観光の在り方について考察する。また、世界遺産における文化遺産と自然遺産の評価基準や国内外の代表的な事例を概説する。

到 達 目 標

観光に関する能力のうち「人文・社会科学的なものの見方にもとづき、健全な観光を楽しむ」力の基礎を養うとともに、観光資源として重要な文化・自然遺産に関する理解による観光職業力を身につける。
a.知識・理解
・日本の文化財保護法における文化財の類型ならびに各類型の代表的指定・選定物件を例示して説明できる。
・「日本遺産」の事例等により文化遺産を活かした観光の在り方の概要を説明できる。
・日本の自然公園法における国立公園・国定公園の自然保護制度の概要と代表的な具体的事例を説明できる。
b.思考・判断
・日本の文化財保護法で指定・選定された有形文化財(建造物)・記念物・伝統的建造物群・文化的景観ならびに自然公園法による国立公園・国定公園について、保存および観光を含めた活用の在り方について考えることができる。
c.関心・意欲。
・近畿地方にある有形文化財(建造物)・記念物・伝統的建造物群・文化的景観の指定・選定物件ならびに国立公園・国定公園について現地で理解する意欲を持てる。
・上記について、知人・友人に正確な概要説明ができる。

授 業 計 画

【第1回】授業概要説明
【第2回】世界遺産における文化遺産・自然遺産
【第3回】日本の世界遺産
【第4回】文化財保護法と日本の文化遺産(文化財)
【第5回】日本の文化財:有形文化財(建造物)・重要伝統的建造物群:事例紹介1
【第6回】日本の文化財:有形文化財(建造物)・重要伝統的建造物群:事例紹介2
【第7回】日本の文化財:記念物(史跡):事例紹介1
【第8回】日本の文化財:記念物(史跡):事例紹介2
【第9回】日本の文化財:記念物(名勝・天然記念物)・重要文化的景観:事例紹介
【第10回】自然公園法と日本の国立・国定公園 自然環境保全法
【第11回】日本の自然遺産:国立公園・自然環境保全地域事例紹介
【第12回】日本遺産
【第13回】日本遺産紹介1
【第14回】日本遺産紹介2
【第15回】まとめ・学びの振り返り
【期末試験】

評 価 方 法

・期末試験 70%、授業態度・授業への参加度(小テストを含む) 30%、 計100%。文化財や国立公園・国定公園等の自主的な見学を加点要素とすることもある。
・なお、定期試験では、A4用紙の自筆メモ(表裏使用可)のみ持ち込みを許可する。

授業の方法

対面

対面授業

教 科 書

・指定しない。必要に応じて資料を配布。

参 考 書

・菊地俊夫・松村公明編著『文化ツーリズム学』2016朝倉書店
・菊地俊夫・有馬貴之編著『自然ツーリズム学』2016朝倉書店

募集終了