特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

F25017

科目名

食の伝統と文化

科目開設大学名

大阪樟蔭女子大学

英文科目名

Food in Tradition and Culture

配当学年

2年

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

修学支援課
TEL:06-6723-8269

担当教員

濵田 信吾

履修条件等

女子に限る

時間割

火曜日 9:00〜10:30 

開講期間

前期 

教室

G403

ファイル更新日:2025/03/06 14:01:13

キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

人はなぜ食べるのでしょうか。お腹が空いたからといっても、お腹が空いてなくても食べることもあります。人はなぜ食べなくても生きていけるものを食べるのでしょうか。人はなぜ必要以上に食べるのでしょうか。本講義では、食事という生活文化を、歴史、人類学、社会学を中心に考えます。特に、現代社会における食事のあり方に社会や文化がいかに影響を与えているかについての理解を深めることを目指します。また、世界各地の食文化からさまざまな食と環境の関係を学ぶことにより、文化多様性の重要性を理解することを目標とします。

到 達 目 標

「食事」という生活文化について、特に歴史と環境、そしてアイデンティティと社会関係の視点から考えることができる。
食と文化の多様性の重要性を理解することができる。
食選択と食嗜好にまつわる複雑性や社会との関係性を理解することができる。

授 業 計 画

1:授業説明
  人はなぜ食べるのか:食の人類学的考察
2:「食べるもの」と「食べられるもの」:文化的行為としての食
3:近代日本の食文化
4:西洋の食文化
5:東アジアの食文化
6:西アジア・中東の食文化
7:コロンブス交換
8:食と環境:文化生態学
9:主食論
10:肉食主義と菜食主義
11:国民料理と創られた伝統
12:ソウルフード
13:本物の味:テロワールと認証制度
14:発酵食:ナレズシ、ベジマイト、シュールストレミング
15:食文化の現在と未来

評 価 方 法

授業参加と講義終了時のショート・リスポンス・ペーパー(60%)、期末課題(40%)

授業の方法

ハイブリッド(対面とオンライン)

講義は、対面授業を基本としますが、オンライン授業(オフライン・オンデマンド型)を行うことがあります。その際は、以下のICTを使用します。
manaba
GoogleDrive
YouTube

教 科 書

書名:現代食文化論
著者:小川聖子・野林厚志共編
出版社:建帛社
ISBN:978-4-7679-0740-6

学生へのメッセージ

更新日2025/2/21 14:1
●準備学習:
日頃から食に関する話題や時事問題に関心を持ち、新聞などの活字に親しむようにしてください。
●課題に対するフィードバック方法:
授業コメントへのフィードバックは、次回の講義の冒頭にて全体に、または、内容によってはマナバから個人学生あてに返却します。
●学生への要望:
事前連絡がない無断欠席については、代替課題は課さないので注意してください。
●担当者への連絡方法:
質問などがある場合は濵田研究室にお越しください。オフィスアワーは、初回の講義で伝えます。
また、質問はEメールでも受け付けます。質問・連絡用のメールアドレスは初回の講義で伝えます。

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