講 義 概 要 講義概要: この授業では,受講者が現代フランスに対するより深い知識を得,今日のフランス社会が抱える主要な現実的諸問題を理解できるように, 社会の歴史的・文化的な変化を見ながら,考える指標となるものを学習する。それを可能とするために,文化面に関する最近の媒体(映画,文学,新聞記事,漫画,シャンソン,等)を使用する。 到 達 目 標 ①知識・技能の観点 フランス社会・文化を学ぶことによってフランスという国・人々に対する理解を深めること。 ②思考力・判断力・表現力等の能力の観点 フランスの社会・文化について学んだことから、日本の社会・文化について新たな視点を見つける能力。 ③主体的な態度の観点 出来事に対して分析的な意識をもって接し、みずからの批評精神を高める。 授業手法 / Teaching Methods ・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック ・学生による学習のふりかえり ・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む) ・テーマをパワーポイントで紹介し、学生が何を既に知っているか、とりわけそれをグループで考えることを目指して多くの質問を行う。 授 業 計 画 第1回:授業の導入: ステレオタイプ&価値観 | 第2回〜5回:宗教問題 | 第6回〜10回:日焼けと女性 | 第11回〜12回:人民戦線 | 第13回〜14回:フランスの「5月革命」 | 第15回:まとめ | テーマの内容、順序については変更することがあります。 | 授業時間外学習 / Expected work outside of class | 授業資料、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。 |
評 価 方 法 定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。 試験 :80%,授業参加 : 20% 基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy ① 知識・技能の観点 現代的なフランスの社会と文化についての知識を身につけたことを評価する。 ②思考力・判断力・表現力等の能力の観点 歴史的、社会的、文化的な文脈を通して社会的事実を説明する能力 ③主体的な態度の観点 出来事に対して分析的な意識をもって接し、みずからの批評精神を高める。 授業の方法 対面 オフィスアワー オフィスアワー:水/木昼(訪問の際事前に連絡してください)adriana@kansai-u.ac.jp 教 科 書 教科書を使用しない.必要に応じてプリント教材を配布する. 参 考 書 小田中直樹 『フランスの7つの謎』 文春新書 N4-16-660427-9 必要に応じて授業中に指示する. 備 考 学生同士の意見交換 (グループ・ペアワーク、 ディスカッションなど)を行う。 教員が質問し、学生はペアで考え答える。 授業中または後に、質問がないか学生に尋ねる。 各テーマ後に、学生がわからなかった点を記したアンケート用紙を回収する。 ・この授業は教師主導の講義ではありません。受講者の参加によって構成される授業です。 ・テーマの内容、順序については変更することがあります。 |