特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

F25057

科目名

大阪文化特殊講義

科目開設大学名

相愛大学

英文科目名

Special Lecture on Osaka Culture

配当学年

全学年

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教学課
TEL:06-6612-5904

担当教員

日髙 明、桂 春團治

履修条件等

時間割

金曜日 15:00〜16:30 

開講期間

後期 講義内容を参照

教室

キャンパス

相愛大学 南港学舎

講 義 内 容

講 義 概 要

 落語は、日本仏教の「お説教」の形態を色濃く残した特別な芸能です。また、さまざまな日本文化の要素を内容した、興味深い芸能でもあります。
 そもそも芸能の発生は、宗教儀礼と密接な関係にあります。人類がどのようにして宗教と芸能を生み出してきたか。そして、日本仏教と日本の芸能は、どのように展開してきたのでしょうか。双方を俯瞰することで、さまざまな領域の扉が開きます。
 本講では、学術的な講義、噺家の語り、伝統芸能の実演、三つのパートの組み合わせで進みます。毎回、落語家さんによる落語や、歌舞のお師匠方による実演を体験することができます。
 他に類例がないようなユニークな講義です。  

到 達 目 標

宗教と芸能の関係について深く学び、日本仏教や日本文化の特性を知り、落語を通して感受性豊かな精神を育むことができる。 

授 業 計 画

第1回 宗教と芸能について
第2回 仏教と芸能について
第3回 説教の技法
第4回 日本の伝統芸能① 能楽
第5回 歌いもの、語りもの
第6回 日本の伝統芸能② 講談、浪曲
第7回 落語を知る① 『醒睡笑』
第8回 落語を知る➁ 見立て文化
第9回 日本仏教と落語① 宗派仏教
第10回 日本仏教と落語② 特徴的演目
第11回 「寄席文化」を学ぶ
第12回 日本仏教の説教① 安居院流
第13回 日本仏教の説教② 節談説教
第14回 浄土真宗の説教
第15回 全講義を振り返る 

評 価 方 法

講義への参加態度 50%
レポート・課題・提出物 50% 

【失格条件】
3分の1以上欠席した場合、失格とする。

授業の方法

対面

教 科 書

不使用

参 考 書

釈徹宗著『落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する』(朝日新聞出版社)

備   考

僧侶としての実務経験をもとに、この授業を進めます。(釈)
落語家としての実務経験をもとに、この授業を進めます。(桂) 

・授業時間外における予習・復習等のアドバイス
テレビやラジオなどで、落語を聞いてみよう。
可能であれば寄席へ行ってみよう。
能・狂言、文楽、歌舞伎などにも興味をもとう。

・授業時間外における予習・復習等に必要な時間
宗教・落語関係の本を読む…………予習 3時間(135分)
授業のプリントやノートを見直す…復習 1時間(45分)

募集終了