特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

G25003

科目名

環境工学入門

科目開設大学名

大阪工業大学

英文科目名

Introduction to Environmental Engineering

配当学年

1

単位数

2

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務部 教務課
TEL:06-6954-4083

担当教員

古崎 康哲(コサキ ヤスノリ) 、盧 韻琴(ルー インチン)

履修条件等

時間割

木曜日 11:00〜12:40 

開講期間

前期 

教室

キャンパス

大宮キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

「環境」というキーワードは今や社会のあらゆる人間活動における基本となっている。工学に関する全ての学科においても環境に配慮した技術を学んでいる。そのように環境という言葉があふれた社会の中で、本学の環境工学科で学ぶ内容を俯瞰的に把握することが、本授業の第一の目的である。
 また、環境に関する報道などは一点からの視点で伝えられることなどから、時として偏った認識を持って入学する学生も少なくない。当授業では環境に関する基本的な知識を習得した上で、広い視点から環境の現状を把握する力を身に着けることを第二の目的とする。
 環境問題の解決には調査、法律、計画、技術など様々な段階・手段でを多くの関係者の努力によって成し遂げられ維持される。それらの全体像を把握することは、将来環境工学の学びを活かした技術者になるためには必要である。このように環境問題解決の全体像を把握することが第三の目的である。
 なお、この授業は、社会に対して能動的に貢献する行動力を高め、専門分野である環境エネルギー・自然環境・資源循環・環境システムに関する問題の国際感覚を涵養することをねらいとするものである。

到 達 目 標

(1)環境工学に関連する基本的な用語を説明することができる。
(2)環境問題の現状を正しく説明することができる。
(3)環境に関連する主な法律の概要を説明することができる。
(4)環境問題を解決する技術の原理を説明し、簡単な設計計算をすることができる。
(5)環境問題に対する自分の意見を論理的に説明することができる。
ミニマムリクワイアメントは、(1)~(4)の基本的事項を習得していることである。

授 業 計 画

第1回環境工学の概要
第2回地球と人類
第3回社会と環境
第4回地球温暖化とエネルギー
第5回地球温暖化とエネルギー
第6回廃棄物とリサイクル
第7回中間試験と説明
第8回地域環境の保全
第9回地域環境の保全
第10回産業と環境
第11回都市・生活と環境
第12回都市・生活と環境
第13回環境分野での国際貢献
第14回期末試験と説明

評 価 方 法

2回の小テスト(70%)および課題(30%)により総合的に評価する。

授業の方法

対面

オフィスアワー

古崎:毎週月曜日17~18時(10号館6階 古崎教授室)
盧:毎週木曜日17~18時(東学舎2号館3階 盧講師室)

教 科 書

環境工学入門 荒巻俊也 他 実教出版株式会社
ノートPC必携

備   考

授業は予習したことを前提に進める。予習は基本的に教科書の内容を読み、その内容を把握しておくことである。
教科書は基本的な知識習得には適しているが浅い内容である。そのため、授業では重要な箇所を詳しく説明するとともに評価や設計につながる計算を行うことで、工学的な素養を身に着ける。
工学は、単なる問題提起にとどまらずその技術的解決が重要であることを実感してほしい。

募集終了