特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

G25004

科目名

地球環境問題

科目開設大学名

大阪産業大学

英文科目名

Global environmental problems

配当学年

2年生

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務課
TEL:072-875-3001

担当教員

硲 隆太

履修条件等

特になし。

時間割

水曜日 12:50〜14:20 

開講期間

前期 

教室

16418

キャンパス

中央キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

環境問題は人類が周囲の自然に働きかけ、その結果としてフィードバックされたものが、主たるものであり、地球規模で広がっていることは周知のとおりである。この環境問題を個々の問題として、単に事象を取り上げて考えるのではなく、よりよい環境に改善し、維持していくための方策を”人間とは地球・宇宙にとってどういう存在なのか?”の深遠な観点から共に考えたい。

到 達 目 標

自らの問題として考えられる素養・思考力を養う。

授 業 計 画

第1回はじめに  科学的に考える。地球から見た人類の存在意義
第2回地球環境を知る  太陽系の惑星中、唯一の生命の星である地球を知る。
第3回地球環境を考える  宇宙からの3つの槍から地球が3つの盾によって守られていることを知り、この2つが人間の経済活動によって破壊されようとしていることを知る。
第4回環境問題(1)  二酸化炭素、海の水位、オゾン、酸性雨、etc。
第5回環境問題(2)  生態系の変化。
第6回環境問題(3)  現代文明とエネルギー。
第7回環境システム(1)  地球の生命力
第8回環境システム(2)  暗い太陽のパラドックス
第9回地球の過去  過去5回の生物絶滅
第10回現在の危機  絶滅種の数
第11回地上の生命と宇宙  宇宙に人類はわれわれだけ?ドレークの方程式、太陽系外惑星探査、SETIプロジェクト
第12回環境システムの分析  分析方法を考える。
第13回環境問題対策  具体的事象を選び考える。
第14回地球生命体  デイジーワールドガイア仮説
第15回人間らしさとは  21世紀の人類と自然環境とのかかわりを考える(自然との共生)。

評 価 方 法

知識・理解(100%)(毎回の小テスト50%および最終レポート(or定期試験)50%の総合点で評価する。)

授業の方法

対面

対面授業

教 科 書

著者名:硲 隆太 他
テキスト名:環境サイエンス入門
発行所:学術研究出版
特記欄(学生用):3章 太陽と地球環境  人と自然の持続可能な関係を考える

参 考 書

著者名:リサ・ランドール
書名:ダークマターと恐竜絶滅
発行所:NHK出版
特記欄(学生用):新理論で宇宙の謎に迫る

著者名:丸山茂徳、磯崎行雄
書名:生命と地球の歴史
発行所:岩波新書
特記欄(学生用):教科書

著者名:薮下 信
書名:巨大分子雲と恐竜絶滅
発行所:地人選書
特記欄(学生用):宇宙と地球環境

著者名:宮原 ひろ子
書名:地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか
発行所:化学同人
特記欄(学生用):太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来

著者名:小林 憲正
書名:アストロバイオロジー
発行所:岩波科学ライブラリー
特記欄(学生用):宇宙が語る「生命の起源」

備   考

◇準備学習等(事前・事後学習)の具体的な内容とそれに必要な時間:特に事前準備要件は求めないが、熱意・積極的な参加を望む。
◇課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法:最終回時に、試験の要点・解法等の解説をまとめて直接提示している。
◇成績評価「*」(成績評価に至らない)の基準:1度も授業に出席していない、かつ成績評価物を1度も提出していない、かつ1度も試験・テストを受験していない場合

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