特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

G25010

科目名

ボランティア活動論

科目開設大学名

関西福祉科学大学

英文科目名

Theory of Volunteer Work

配当学年

1

単位数

2

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務部
TEL:072-977-9549

担当教員

南 多恵子

履修条件等

時間割

火曜日 13:00〜14:30 

開講期間

春学期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

概要
ボランティア活動がこれまで辿ってきた歴史を理解し、現代社会の中でのボランティア活動の位置づけについて学ぶことで、私たちの暮らしに関係する社会の様々な問題に気づき、それらの解決策を考え解決に向けた実践に高い関心を持つことを学修する。
目的
ボランティア活動の概観を掴み、高齢者、児童、障がい者等の対象者別のボランティア活動、また災害支援、国際支援、環境支援等活動内容別によるボランティア活動など、幅広く具体的な事例を通して現在のボランティア活動の動向を理解する。さらにボランティアやその活動を支える制度や機関・団体などを理解し、ボランティア活動に適した環境整備への理解を目的とする。

到 達 目 標

「知識・技能」
(1)ボランティア活動の歴史や現代社会における意味や役割について知得できる。
(2)様々な分野で展開されているボランティア活動を知り、その内容を把握することができる。
「思考・判断力・表現力」
(1)「ともにする」という発想でボランティアを考えることができる。
(2)社会福祉におけるインフォーマルな社会資源としてのボランティアの位置づけと役割について説明できる。
(3)ボランティア活動とその根底にある社会問題とを関連させて捉えることができる。
「主体性・多様性・協働性」
(1)身近な問題や課題に意識を向けて探求することができる。
(2)ボランティアに踏み出す作法と心構えを身につけることができる。
(3)ボランティア活動に参加する方法を獲得することができる。

授 業 計 画

オリエンテーション/授業全体の概要について説明する
ボランティアの意味について理解する 
ボランティアの歴史について理解する
4
ボランティア活動の動機について理解する 
5
「公共」の担い手について理解する 
6
障がい児・者福祉の分野のボランティア活動について理解する(外部講師にも参加してもらい、実践を伺い、理解を深める) 
7
児童分野のボランティア活動について理解する 
8
高齢者福祉分野のボランティア活動について理解する 
9
国際分野のボランティア活動について理解する(外部講師にも参加してもらい、実践を伺い、理解を深める) 
10
災害時でのボランティア活動について理解する 
11
NPO活動について理解する(外部講師にも参加してもらい、実践を伺い、理解を深める)
12
ボランティアマネジメントについて理解する
13
ボランティアセンターについて理解する 
14
ボランティア活動で大切なこと 
15
授業内試験/まとめ

評 価 方 法

基準
各回の課題の取り組み状況からテーマの理解度を図る。最終の授業内試験の内容で授業全体の理解度を図る。ボランティア活動に関する用語の理解、ボランティア活動の実践内容の理解があれば合格とする。
方法
レポート30%、授業内試験70%

授業の方法

対面

講義

教 科 書

学生のためのボランティア論
著者名
岡本榮一・菅井直也・妻鹿ふみ子
出版社
大阪ボランティア協会
金額
1,980円(税込み)

参 考 書

岡本榮一監修・ボランティアセンター支援機構おおさか編『ボランティア・市民活動実践論』ミネルヴァ書房
山本克彦編著『災害ボランティア入門』ミネルヴァ書房
社会福祉法人大阪ボランティア協会編(2017)『テキスト市民活動論 第2版−ボランティア・NPOの実践から学ぶ−』社会福祉法人大阪ボランティア協会
大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所監修『【増補改訂版】日本ボランティア・NPO・市民活動年表』明石書店
日本ボランティアコーディネーター協会編集、早瀬 昇・筒井のり子著『ボランティアコーディネーション力 第2版-市民の社会参加を支えるチカラ
ボランティアコーディネーション力検定公式テキスト』中央法規出版

備   考

留意点
私語等、授業の進行の妨げとなる行為に対しては厳しく対処する。欠席した回のレジュメは次週申し出て受け取ること。
準備学習
事前に授業のテーマを確認し予習をし、授業で提示された情報を深めてレジュメにまとめ、学習を行うこと。(1.5時間程度)
備考
・課題のフィードバックは授業にて行う。
・受講に際してボランティア活動の経験の有無は問わない。
・ボランティアセンターや社会福祉法人本部においてソーシャルワーカーとして業務に従事した経験があり、その実務経験を活かしてボランティア活動の基礎理解へ向けた授業を行う。
・積極的にボランティア活動に参加することを勧める。実際に活動した後に、学生同志で体験の感想を分かち合うことで、ボランティア活動に対する理解が一層深まる。
・新型コロナウイルス感染症や自然災害等の社会的な影響を受けて、やむを得ない理由により当初の授業計画から変更が生じる場合があります。

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