講 義 概 要 「概要」 ソーシャルワークを効果的に進めるために必要な心理学的援助方法について学修する。 「目的」 臨床福祉の精神を培い、社会福祉に関する科学的な知識や技能の修得を目的とする。 到 達 目 標 「知識・技能」 (1)ソーシャルワークにおける面接技法について説明することができる。 「思考力・判断力・表現力」 (1)ソーシャルワークにおける面接技法の意義とその必要性について述べることができる。 「主体性・多様性・協働性」 (1)本講義で得た面接技法をソーシャルワーク援助・支援活動に活かすことができる。 授 業 計 画 1 | オリエンテーション | 2 | 福祉カウンセリングとは | 3 | カウンセリングの基礎 | 4 | 心理学的援助技術の歴史と特徴① | 5 | 心理学的援助技術の歴史と特徴② | 6 | バイスティックの7原則 | 7 | 面接の構造 | 8 | 家族の福祉カウンセリング | 9 | 母子関係の福祉カウンセリング | 10 | 青少年の福祉カウンセリング | 11 | 障害に対する福祉カウンセリング① | 12 | 障害に対する福祉カウンセリング② | 13 | 高齢者領域における福祉カウンセリング | 14 | 海外にルーツをもつ人びとへの福祉カウンセリング | 15 | まとめ |
評 価 方 法 基準 ①、②を達成すれば合格とする。 ①授業内での学習に意欲的に取り組むこと。 ②授業内容を踏まえた課題等を作成し、提出すること。 方法 ①授業への貢献度(30%) ②授業内に実施する確認テスト、あるいはレポート試験等(70%)で総合的に評価する。 授業の方法 対面 講義 教 科 書 プリント配付 参 考 書 適宜紹介 備 考 留意点 無断欠席・無断遅刻・私語などによる周りへの学習妨害は厳禁とします。 ふりかえりやレポートのコピー等不正行為が発覚した場合は、単位履修を認めませんのでご注意ください。 準備学習 【事前学習】参考図書を読んで、ソーシャルワークの実践場面における心理学的援助方法について知識を得ておくこと(1時間程度)。 【事後学習】授業で学んだことについて、事前学習と照らし合わせながら内容を整理しまとめておくこと(1時間程度)。 備考 授業内で実施した課題についてはフィードバックを行う。 新型コロナウイルス感染症や自然災害等の社会的な影響を受けて、やむを得ない理由により当初の授業計画から変更が生じる場合があります。 実務経験あり:大学の学生相談室や留学生センター等で相談員として従事した経験あり。現在は日本で暮らす海外にルーツをもつ人びとのコミュニケーションにおいて9年間教働的実践を行っている。その実務経験を通して、ソーシャルワーク実践におけるカウンセリングの意義やその適用方法について授業で展開する。 |