講　義　概　要

本授業は本学作業療法学科のディプロマ・ポリシーの「医療専門職のアカデミックな知識」に対応するものであり、住宅の構造を知り、障害に対応する適切な解決法を考察・提案できる能力を養う。
　生活の基盤は「住まい」によって大きく左右される。作業療法士は高齢者・障害者の生活支援が大きな役割として求められているので、「住まい」の構造に関しても知る必要がある。身体機能と「住まい」を有機的に結び付け、適切な福祉用具の選定を含めた必要な住環境改善の提案をできるようにする。また、福祉住環境コーディネーターの資格取得を視野に入れて学習を進める。

到　達　目　標

生活基盤の「すまい」について理解できる
住環境整備の基本的な知識を説明できる
必要な福祉用具の基本的な知識を説明できる。
住環境コーディネーター2級の資格取得を目指す

授　業　計　画

評　価　方　法

筆記試験（50％）、福祉用具調べの発表（50％）
筆記試験については、試験後にフィードバックを行う。
福祉用具調べの発表については授業中にフィードバックする。

授業の方法

対面

教　科　書

１．東京商工会議所：福祉住環境コーディネーター検定試験　2級公式テキスト＜改訂5版＞（ISBN-13 : 978-4924547612）

参　考　書

1．八藤後　猛　監修　福祉住環境コーディネーター　2級合格テキスト　
エクスナレッジ（ISBN-13 : 978-4767815350）
2.　渡辺 光子 (著)　 福祉住環境コーディネーター2級 短期合格テキスト
日本能率協会マネジメントセンター （ISBN-13 : 978-4820727286）