講　義　概　要

本授業は、看護学部看護学科のディプロマ・ポリシーの「保健・医療・福祉に関する幅広い知識」と「看護学を理解するために必須となる医学的知識ならびに看護実践に求められる看護の専門知識」の習得および「科学的根拠に基づいた思考をする姿勢」対応する資質・能力の醸成に重きをおくものである。
　公衆衛生看護(学)とは何かについて、特にその基盤となるものの見方や考え方について学ぶ。公衆衛生看護の歴史を辿り、何を対象とし、どのような活動がどのように構築され、方向づけられていくのかなど公衆衛生看護（学）体系の基本を学ぶ。

到　達　目　標

①公衆衛生看護学の定義、概念、理論について説明できる。
②公衆衛生看護の対象、機能、活動対象の特徴について説明できる。
③健康に影響を与える決定要因について説明できる。
④日本における公衆衛生の動向を説明できる。
⑤公衆衛生看護と保健師の役割を、歴史的過程をふまえ、その活動の意味について説明できる。

授　業　計　画

評　価　方　法

小テスト(50%)、レポート（50%）で評価する。
小テストは、主に学習到達目標の①②③に対応し、学習到達度を評価する。
レポートは、学習到達目標④に対応し、学習到達度を提出物への回答により評価する。
小テストは結果の個人への返却、レポートは担当教員からのコメントによりフィードバックする。

授業の方法

対面

オフィスアワー

研究室にて、講義日の12：10～13：00
またはメールでの対応。

教　科　書

標 美奈子　他「公衆衛生看護学概論　第6版」医学書院
ISBN：978-4-260-04707-4

「国民衛生の動向2025／2026年版（厚生の指標・増刊）」厚生労働統計協会

参　考　書

必要に応じて指示する。