特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25010

科目名

健康増進論

科目開設大学名

藍野大学

英文科目名

Health Promotion Theory

配当学年

3

単位数

1

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

事務センター 学生支援グループ
TEL:072-627-1711

担当教員

大和 洋輔

履修条件等

時間割

水曜日 9:00〜10:30 

開講期間

後期 9/24~11/12

教室

A203

キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

本授業は、本学理学療法学科のディプロマ・ポリシーの「Ⅰ. 知識」の「理学療法を実践するための専門的知識を習得している」、「Ⅱ. 技能」の「理学療法を実践するための専門技能を習得している」に対応するものである。
健康増進論は人々がより長く健康でいられるためにはどうすればよいかを学ぶものであり、健康を維持・向上させるために必要な知識を身につけることを目標とする。
理学療法の対象となる脳血管疾患、心血管疾患などの多くは食生活や運動不足などの生活習慣に起因していることから、発症前に予防することが重要視されている。また、理学療法の対象者はご高齢な方も多く、その中には高血圧症や脂質異常症、2型糖尿病、骨粗鬆症、サルコペニアを有する方も多いことから、理学療法士としてこのような疾患を理解し、健康の維持・向上、疾患予防に関する運動について知っておくことは重要である。
本授業では、健康を維持・向上させるために必要な加齢や老化、生活習慣が心身に及ぼす影響とその予防・改善に関して、運動を中心に取り扱う。

到 達 目 標

健康状態を悪化させる代表的な疾患の知識と、健康を維持・改善するための運動に関する知識を身につける。健康増進を図る上で運動が身体に及ぼす効果を理解し、なぜそのような効果が生じるのかを生理学的に説明できるようになることが最終的な目標である。
具体的には、①健康状態を悪化させる代表的な疾患の知識を習得すること、②健康を維持・改善するための運動処方について説明できるようになること、を目標とする。

授 業 計 画

1 生活スタイルと健康
2 肥満症とその予防・改善に向けた取り組み
3 高血圧症とその予防・改善に向けた取り組み
4 脂質異常症とその予防・改善に向けた取り組み
5 高血糖・2型糖尿病とその予防・改善に向けた取り組み
6 機器を用いた測定・健康チェック1
7 機器を用いた測定・健康チェック2
8 骨粗鬆症・サルコペニアとその予防・改善に向けた取り組み

評 価 方 法

小テスト(60%)、課題レポート(40%)により評価する。
小テストは主に学習到達目標の①に対応し、各回の授業の内容を理解しているかどうかを評価する。
課題レポートは主に学習到達目標の②に対応し、 6回目と7回目の講義で測定した自身のデータを基に健康について考察したものを評価する。
小テストについては、授業の内容に関するものを毎回実施する。小テストならびに課題レポートに関する評価のフィードバックは8回目以降に時間を設けて行う。

授業の方法

対面

オフィスアワー

水曜日12:10〜13:00

教 科 書

なし

参 考 書

安倍孝、琉子友男 編「これからの健康とスポーツの科学 第5版」講談社
田中喜代次、田畑泉 編「エクササイズ科学 健康体力つくりと疾病・介護予防のための基礎と実践」文光堂
深代千之、安倍孝 編「スポーツでのばす健康寿命 科学で解き明かす運動と栄養の効果」東京大学出版会

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