キーワード 社会・健康・科学・身体活動・スポーツ・解剖学・生理学・神経科学・脳科学・スポーツ医学・日本代表を中心としたトップアスリート・地域・ひとびと 講 義 概 要 [授業の目的] 本講義名は「学校社会・健康スポーツ論」である。主目的は、端的に述べれば「学校社会と健康スポーツ」というキーワードの近縁に広がる、要素や概念を学ぶ意識を形成する事である。しかし、端的に述べても、具体性に欠ける。そこで、「社会」「地域」「健康」「医学」「スポーツ学」といった学問体系を用いる。そのツールとしてスポーツ医科学・体育教育学を主軸にし、講義全体の理解を目指す。また「科学」という視点も取り入れながら、違ったベクトルから「学校やスポーツ」の重要性を知り、「社会」へと繋げる。一方通行型の講義ではなくdiscussionも導入するスタイルで展開する。この講義を通して、知識だけではなく、社会を見る力を構築する事を目的とする。 [授業の概要] 「学校・社会・健康・スポーツ」を説明しようとした場合、様々な構成要素が多種多様に存在している。それらを紐解いていく上で、重要な要素である「健康・地域性・スポーツ」について思考を掘り下げ、解剖生理学や医科学を主軸にし、俯瞰的な見方を提供する。 また、一方通行型の講義ではなくdiscussionも導入するスタイルで展開する。教員が主導で行う講義もあれば、受講生に話題を提供し、自分の知識や考え方を他者に説明し、また相手の考えからも、享受していく時間も共有したい。教員と学生により創出する講義である。 到 達 目 標 1.「学校社会」について説明する事が出来る 2.「健康・スポーツ」について説明する事が出来る 3.「学校社会」と「健康スポーツ」の関連性について説明する事が出来る 4.具体的な事象に対して、問いを選択する事が出来る 5.「社会」の視点から「学校や健康スポーツ」を捉え、課題を選択する事が出来る 授 業 計 画 1回目 | オリエンテーション | 2回目 | 「学校社会」とは何か | 「健康」とは何か | 定義を考える | 3回目 | 「運動」とは何か | 運動習慣とは? | 定義を考える | 4回目 | 「社会」に対する「健康と医学」からのアプローチ | 5回目 | 「学校社会」と「健康スポーツ」の関係性を探る | 6回目 | reflection 1 (これまでの講義における要点整理・到達度確認、小括をする) | 7回目 | 公教育とスポーツとの関連性を探る パート1 | (キーワードは何か?) | 8回目 | 公教育とスポーツとの関連性を探る パート2 | (そもそも部活動の役割は?) | 9回目 | 現代の教師論から、学校社会を眺めてみると・・・ | どの様な形が浮かび上がるのか | 10回目 | COVID-19がもたらした影響を考える | 学校への影響 ver. | 11回目 | COVID-19がもたらした影響を考える、 | スポーツへの影響 ver. | 12回目 | これからの「学校」とは? | ↓ | そのための「社会」とは? | | ※この2点への「スポーツ」の役割は?? | 13回目 | reflection 2 (これまでの講義における要点整理・到達度確認、小括をする) |
評 価 方 法 詳細情報:【到達目標4・5】の内容に基軸を置いた確認テストを実施し精査する 評価基準:模範解答を別途提示
詳細情報:【到達目標1・2・3】に関する課題に対して講義内での提出レポートを評価する 評価基準:模範解答を別途提示 授業の方法 対面 教 科 書 「あなたのための健康のすすめ - 社会を通してヘルス・リテラシーを考える - 」 馬込卓弥著,晃洋書房,2025年,1800円(税別) 参 考 書 適宜文献やパワーポイント等を用いる。 備 考 ・追手門学院大学授業受講上のルールを厳守すること。 ・質問等は、LMS等を通じて受け付ける。
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