特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25020

科目名

自然言語の基礎

科目開設大学名

大阪学院大学

英文科目名

Introduction to Linguistics

配当学年

1

単位数

2

募集定員(最少催行人数)

5名(5名)

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務事務室教務課
TEL:06-6381-8434

担当教員

笹間 史子

履修条件等

時間割

火曜日 9:00〜10:45 

開講期間

後期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

キーワード

言語のはたらき

講 義 概 要

 この講義では、まず、きわめて複雑な記号体系である人間の言語が、動物の「言語」や言語以外の記号とどのような点で異なるのか、人間の言語は人間の他の文化項目とどのような点で異なるのか、世界中にはいくつの言語があるのか、等の問題について考えながら、人間の言語についての基本的な理解を深めていきます。
 講義後半では、言語のはたらき(機能)に注目します。言語の重要な機能として伝達があげられますが、言語の機能はこれだけではありません。言語は伝達以外にどのような機能をもつのか、できるだけ身近な例をとりあげながら、考察していきます。

到 達 目 標

・人間の言語の基本的な性質について理解する。
・身近な例を通して、言語のもつさまざまなはたらきを理解する。
・自らの外国語学習体験をもとに、言語のもつ諸特性についての理解を深めるとともに、授業で得た言語学の知識を外国語学習にも役立てる。
・身近な問題についてじっくり考える姿勢を身につける。

授 業 計 画

第1回イントロダクション 言語の基本的な性質(1): 記号とは
第2回言語の基本的な性質(2): シニフィアンとシニフィエ、言語記号の恣意性
第3回言語の基本的な性質(3): 線条性、二重分節性
第4回ことばの鎖 音声と音韻
第5回言語の数
第6回話者の数
第7回伝達の言語
第8回範疇化の言語
第9回直接機能性の言語(1): 言語の間接機能性と直接機能性
第10回直接機能性の言語(2): 美的機能
第11回直接機能性の言語(3): 交感的機能
第12回直接機能性の言語(4): 社会化機能
第13回言語と文字
第14回定期試験(筆記試験)

評 価 方 法

定期試験:50%
レポート:0%
日常点:50%(授業参加および小課題)
その他:0%
小課題については、翌週の授業時に解説をおこなう。

授業の方法

対面

対面授業

オフィスアワー

4月に学生ホームページに掲載する。

教 科 書

使用しない

参 考 書

授業中に紹介する

備   考

【授業外学習の指示】
・授業時間を含めて1単位あたり45時間の学習時間が必要である。
・テキストを使用しないので、授業では毎回しっかりノートをとり、それを用いてよく復習すること(2時間)。
・毎回小課題に取り組むとともに、小課題の内容に関連した書籍やサイトに目を通しておくこと(1-2時間)。
・授業ではいろいろな書籍を紹介するので、図書館等でさがして目を通すこと。授業内容に関連したその他の書籍やサイトにも広く目を通すこと。(1時間)

【履修上の注意】
・授業をよく聞くとともに、ノートや授業中に紹介した書籍等を用いて学習内容の確認につとめること。毎回授業のはじめに簡単に前回の復習をおこなう。
・毎回授業後に小課題をCaddieにあげるので、きちんと提出すること。小課題に取り組むことは、その週の授業内容をふり返る(または翌週の授業内容についてあらかじめ考える)際の助けとなるはずである。

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