特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25023

科目名

[春Ⅰ]産業・組織心理学Ⅰ

科目開設大学名

大阪経済大学

英文科目名

Industrial and organizational psychology Ⅰ

配当学年

全学年

単位数

2

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務部
TEL:06-6328-2431

担当教員

田中健吾

履修条件等

時間割

水曜日 18:10〜21:20 

開講期間

春学期 本学学年暦(クォーター春Ⅱ)を参照

教室

受講手続時に案内

キャンパス

大隅キャンパス

講 義 内 容

キーワード

組織行動、モチベーション、人的資源管理、消費者行動

講 義 概 要

産業・組織心理学とは、産業活動や組織行動に心理学的知見を活用していくための研究をする心理学の一領域である。企業組織におけ
る採用や人的資源管理、消費者行動やマーケティング等、心理学的知見を活用できる可能性のある分野は幅広く存在する。このような
産業・組織心理学について、その歴史的経緯から、現代的なトピックまで、指定した教科書に従って網羅的に紹介する。

【準備学習について】
テキストを事前に読んでおくこと。講義中に使用される術語について、その意味を復習すること。

【受講について】
心理検査等の実習を行った際には、事後にレポート課題を課します。こうした課題は期日までに必ず提出してください。
講義に関する連絡やレポート提出などはKVCを通して行います。

到 達 目 標

【到達目標について】
仕事への動機づけに関する理論、集団・組織に関する理論、購買意思決定に関する理論等に沿って、実際の職務状況や、職場集団で発
生する現象、ならびに消費者の購買行動などを文章化して説明できることを目標とする。
当然、試験では上記が達成されなければ評価されない。

授 業 計 画

1) オリエンテーション
・内容:講義方法や内容についての説明
・自主学習:特に必要ありません。
2)産業組織心理学の歴史的背景
・内容:産業組織心理学の歴史的背景を基に解説
・自主学習:事前の配布プリント・テキストの冒頭箇所を熟読すること(90分)
3)集団・組織と人の行動1
・内容: 集団パフォーマンス、集団意思決定
・自主学習:配布プリント・テキスト第1章の該当箇所を熟読すること(90分)
4)集団・組織と人の行動2
・内容: 同調と服従と内部告発
・自主学習:配布プリント・テキスト第1章の該当箇所を熟読すること(90分)
5)集団・組織と人の行動3
・内容:チームワーク、コンフリクト、ダイバーシティの高まる職場
・自主学習:配布プリント・テキスト第2章の該当箇所を熟読すること(90分)
6)動機付けの理論
・内容:内容理論について
・自主学習:配布プリント・テキスト第3章の該当箇所を熟読すること(90分)
7) 動機付けの理論
・内容:過程理論について
・自主学習:配布プリント・テキスト第4章の該当箇所を熟読すること(90分)
8)動機付けの理論
・内容:動機付けに関する現代的課題
・自主学習:配布プリント・テキスト第3・4章の該当箇所を熟読すること(90分)
9) リーダーシップ
・内容:リーダーシップの考え方と理論
・自主学習:配布プリント・テキスト第5・6章の該当箇所を熟読すること(90分)
10) リーダーシップ
・内容:リーダーシップの現代的課題
・自主学習:配布プリント・テキスト第5・6章の該当箇所を熟読すること(90分)
11) 人的資源管理と採用選考1
・内容: 人的資源管理と採用選考
・自主学習:配布プリント・テキスト第7章の該当箇所を熟読すること(90分)
12) 人的資源管理と採用選考2
・内容: 多様化する雇用形態とダイバーシティ
・自主学習:配布プリント・テキスト第8章の該当箇所を熟読すること(90分)
13)消費者行動
・内容:購買意思決定
・自主学習:配布プリント・テキスト第13章の該当箇所を熟読すること(90分)
14) 消費者行動
・内容:マーケティングと心理
・自主学習:配布プリント・テキスト第14章の該当箇所を熟読すること(90分)
15)まとめ
・内容:全体の総括
・自主学習:これまでの講義を振り返り重要点と疑問点を整理すること(90分)
提出された課題については授業内で全体的なフィードバックを行う。

評 価 方 法

学期末試験:80%(通常の期末試験です。)
課題レポート:20%(数回のレポートを課します。)
学期末試験(80%)、課題レポート(20%)に出席状況を加味して総合評価する。
提出された課題については授業内で全体的なフィードバックを行う。

授業の方法

対面

対面授業

オフィスアワー

春学期:木曜昼休み〜3限
秋学期:木曜昼休み~3限
※研究室外(図書館等)に出ている可能性もありますので、必ず事前にe-mailで連絡をして下さい。

教 科 書

田中健吾・高原龍二(編著)『産業・組織心理学TOMORROW』 八千代出版

参 考 書

白樫三四郎(編著)『産業・組織心理学への招待』 有斐閣
その他、講義中に紹介します。

備   考

エビデンス・ベースド(実証データに基づく)な心理学の立場に関心を持ち、将来企業内で心理学的知見を生かしたいと真摯に考える
学生を希望します。


http://www.osaka-ue.ac.jp/zemi/tanaka/

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