特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25026

科目名

生活習慣病と運動

科目開設大学名

大阪経済大学

英文科目名

Lifestyle Related Disease and Exercise

配当学年

2年次以上

単位数

2

募集定員

若干名名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務部
TEL:06-6328-2431

担当教員

八尾武憲

履修条件等

時間割

火曜日 14:45〜16:15 

開講期間

春学期 

教室

受講手続き時に案内

キャンパス

大隅キャンパス

講 義 内 容

キーワード

生活習慣、動脈硬化、運動

講 義 概 要

【授業形態】
講義および心肺蘇生法の実技実習
【授業概要】
生活習慣病は日々の生活習慣を発端とする疾患群です。高血圧、脂質異常症、糖尿病は心血管系を蝕み、虚血性心疾患や脳血管障害、末梢血管障害を引き起こします。疾患のメカニズムと予防に必要な知識を得ることで、健康的な生活のために必要な指導が行える人材育成を目指します。

【準備学習について】
各回は独立した内容ではありません。講義が進むにつれて過去回の知識が必要になることを忘れないでください。また、講義終了時に次回のテーマに関して行うべき準備学習の具体的な内容を呈示します。

【受講に際して】
スライドは授業前にKVCで呈示します。印刷配布は行いませんので各自印刷するかスマホ等端末で閲覧可能にしてください。メモ取りも必要になります。

到 達 目 標

【到達目標について】
・生活習慣病の原因、個々の疾患とそのメカニズム、治療が説明できる
・生活習慣の改善ポイント、改善に必要な方法を提案できる。
【受講に際して】
スライドは授業前にKVCで呈示します。
印刷配布は行いませんので各自印刷するかスマホ等端末で閲覧可能にしてください。メモ取りも必要になります。

授 業 計 画

1 )概論:健康を取り巻く環境
・内容:疫病の歴史から肥満・メタボリックシンドロームまで、現代社会を脅かす健康問題を学ぶ
・自主学習:授業内容の振り返り(4時間、必要に応じてさらに)
2 )人体の仕組みと内科的疾患(1)
・内容:循環器系、血液、消化器系の解剖や機能を理解し、生活習慣病に関連する高血圧などの疾患を学ぶ
・自主学習:解剖や疾患に対する理解を深める(4時間、必要に応じてさらに)
3 )人体の仕組みと内科的疾患(2)
・内容:内分泌器官とその疾患(甲状腺、糖尿病、脂質異常)、神経系の仕組みを知る
・自主学習:解剖や疾患に対する理解を深める(4時間、必要に応じてさらに)
4 )救急蘇生法(1)
・内容:救急蘇生法を知る
・自主学習:救急蘇生法の手順を覚える(4時間、必要に応じてさらに)
5 )救急蘇生法(2)
・内容:救急蘇生法
・自主学習:実習救急蘇生法を習得し施行できるようにする(4時間、必要に応じてさらに)
6 )生活習慣病を知る
・内容:生活習慣病とメタボリックシンドロームを知り、健診の重要性を理解する
・自主学習:健診結果と必要な対処を把握する(4時間、必要に応じてさらに)
7 )動脈硬化とは
・内容:高血圧や脂質異常症から動脈硬化に至るプロセスを理解する
・自主学習:動脈硬化のメカニズムを理解する(4時間、必要に応じてさらに)
8 )心血管障害(1)
・内容:虚血性心疾患について理解し、その治療や予防、心臓リハビリテーションの意義を学ぶ
・自主学習:虚血性心疾患とその治療法を理解する(4時間、必要に応じてさらに)
9 )心血管障害(2)
・内容:不整脈とは何か、不整脈に潜む危険性を知る
・自主学習:不整脈の種類と治療法を理解する(4時間、必要に応じてさらに)
10 )脳血管障害
・内容:脳卒中とリハビリテーション
・自主学習:脳卒中のメカニズムと症状、治療法を理解する(4時間、必要に応じてさらに)
11)呼吸器疾患
・内容:気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎について理解する
・自主学習:呼吸器疾患について理解する(4時間、必要に応じてさらに)
12 )運動と内科的疾患
・内容:運動による障害とその予防
・自主学習:運動の危険性を把握する(4時間、必要に応じてさらに)
13 )がん
・内容:病態と治療
・自主学習:がんとその治療について正しく理解する(4時間、必要に応じてさらに)
14  高齢化社会と健康
・内容:ロコモティブ症候群など、高齢化社会における健康問題を理解する
・自主学習:高齢者の健康問題を理解する(4時間、必要に応じてさらに)
15 )総括
・内容:・繰り上げ試験
・自主学習:理解が不十分だった点を補う(4時間、必要に応じてさらに)

評 価 方 法

定期試験:80% (選択肢から選ぶ(択一式)試験を行います)
実習:10% (実習への参加)
その他:10% (授業態度や議論への積極性などを評価します)
レポート等の課題は翌週授業の初めに解説します。
試験はオンラインで行い、採点後に解説を行います。とができます。

授業の方法

対面

対面授業
スライド呈示および配付資料で講義を行います。

教 科 書

個々の疾患に関して理解をさらに深めたい場合は、各学会の発行するガイドラインや下記の「病気がみえる」シリーズなど専門書を参照してください。

参 考 書

・「病気がみえる」シリーズ1~12 メディックメディア
・「IT技術者の長寿と健康のために」(一社)情報通信医学研究所 編 近代科学社 ISBN-13: 978-4764905139
・学会ガイドライン(学会ホームページ等)

備   考

授業前にスライドを閲覧可能にしますが、自主学習だけで期末試験の合格レベルに達するのは非常に困難です。授業に出席して学ぶことが必要です。また、広範囲の領域となるため試験直前のテスト勉強では間に合いません。毎週の授業を大事にして知識を積み重ねましょう。

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