特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25032

科目名

建築設計方法論

科目開設大学名

大阪工業大学

英文科目名

Architectural Design Method

配当学年

3

単位数

2

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務部 教務課
TEL:06-6954-4083

担当教員

福原 和則(フクハラ カズノリ), 増岡 亮(マスオカ リョウ)

履修条件等

時間割

変則 火曜9:10-10:50・木曜11:00-12:40

開講期間

後期 後半

教室

キャンパス

梅田キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

デザインは所与の課題に対する解決案として具体化されるのであり、課題に含まれる制約や条件が論理的に分析・検討されたうえで実現する創造行為である。このため、先行する類似の事例や歴史的作品を参照し、目下の設計案件に応用できる知見を収集することは、実務現場においてもしばしばなされている。本授業では、これまでに実現されてきた様々な建築・デザインの作品事例を、先人たちが築き上げてきた多様で豊かな知の集積とみなし、これを実践的に活用する方法を学ぶ。同時に、各々の作品で採用されている様々なデザイン手法を読み解き、その適否を判断できる批評力の涵養をめざす。

到 達 目 標

(1)さまざまな建築やデザインの作品事例を知り、設計に適用できる意匠や構成を理解ことができる。
(ミニマム・リクワイアメント)
(2)得られた知見を整理し、実践へと応用するための実務的能力を身につける。
(3)歴史的様式・形式の成立要因や建築家・デザイナーの設計意図を的確に捉え、デザインソースとして着実に蓄積する。
(4)自らの視点に立ち、歴史的な実践例に対して批評性のある論評および設計を展開することができる。

授 業 計 画

第1回ガイダンス
第2回日本の伝統的様式1
第3回日本の伝統的様式2
第4回日本の伝統的様式3
第5回日本の近代建築家1
第6回日本の近代建築家2
第7回日本の現代建築
第8回都市構造と生活空間
第9回空間や形態の構成手法1
第10回空間や形態の構成手法2
第11回空間図式と建築意匠
第12回風土と建築意匠
第13回ディテールにみる伝統
第14回しつらえにみる伝統

評 価 方 法

毎回の授業時に小テスト、小レポートを課し、目標(1)の到達度を確認する。また、期末にレポート課題を出題し、目標(2)~(4)の到達度についての評価を行う。(レポート50%、授業ごとの小レポート50%)

授業の方法

対面

オフィスアワー

後期金曜日3限 福原教授室

教 科 書

日本の建築意匠 平尾和洋ほか編著 学芸出版社

備   考

毎回の授業の前後にテキストの該当部分を通読し、建築設計で用いられる語彙を確実に習得しておくこと。また、たんなる机上の知識にとどまることなく、それらが建築物や建築空間においてどのように実現されているのか、テキストに収録された図版にはじまり、各種の建築作品集において確認し、今後の設計実務においてつねに参照できるような習慣を身につけること。教員が適宜質問や小テスト等を行い、理解すべきポイントや水準を示すので、講義への取り組み方について各自で評価、反省を行うこと。

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