講 義 概 要 マーケティングの学習を通じてビジネスを見る眼を養う。 基本的なマーケティングフレームワークについて、順を追って授業をすすめていく。各テーマでは、企業が実践している事例をわかりやすく解説し、マーケティングを身近なものと考えられるように工夫する。また全体を通じて、戦略的思考力を鍛えていく。 担当教員が長年に亘り、企業において「マーケティング」業務に従事した実務経験をもとに、「マーケティング」に関する理論と実践への応用を関連付けながら講義を展開する。 到 達 目 標 1. マーケティング・マネジメントの基礎的・理論的概念について理解している。 2. 企業のマーケティング戦略を基礎的・理論的概念に照らし合わせて解釈することができる。 3. ビジネス課題(テーマ)に対して学習した諸概念を用いながら仮説をたてることができる。 授 業 計 画 ※授業計画については変更する可能性もある。 | 【第1回】イントロダクション | 内容・方法:講義概要、授業内レポート、マーケティングを学ぶ意義について解説する。 | 【第2回】マーケティングの目的 | 内容・方法:ビジネスにおけるマーケティングの目的を、事例を交えて解説する。 | 【第3回】顧客について | 内容・方法:顧客という存在、顧客ニーズについて事例を交えて解説する。 | 【第4回】ビジネスチャンスをつかむ | 内容・方法:事業創造や企業成長のために企業はどのようなことをするのか、事例を交えて解説する。 | 【第5回】自分のビジネスを決める | 内容・方法:事業の領域を決めるという意味とその効果について事例を交えて解説する。 | 【第6回】マーケティング・プロセス | 内容・方法:第1回〜第5回の内容を踏まえ、マーケティングをどう進めるのか、全体像を解説する。 | 【第7回】ターゲットを決める | 内容・方法:顧客を絞り込んでターゲットを決める意味を、事例を交えて解説する。 | 【第8回】戦い方のシナリオをつくる | 内容・方法:競争戦略の概念を基本に、賢く戦って効果的に勝つ法則を、事例を交えて解説する。 | 【第9回】商品を企画する | 内容・方法:第6回〜第8回の内容を踏まえて、商品を企画する方法を、事例を交えて解説する。 | 【第10回】価格を決める | 内容・方法:価格は安いほうがいいのか、価格の決め方とその機能について事例を交えて解説する。 | 【第11回】流通を決める | 内容・方法:流通の機能や必要性について考え、マーケティングのシナリオとの整合について解説する。 | 【第12回】コミュニケーションを決める | 内容・方法:コミュニケーションの機能、ネット普及による双方向性について事例を交えて解説する。 | 【第13回】マーケティング活動の評価 | 内容・方法:第12回までの内容を踏まえて、マーケティング活動の評価について事例を交えて解説する。 | 【第14回】サービス・マーケティング | 内容・方法:非製造業のマーケティングの特徴や課題について、事例を交えて解説する。 | 【第15回】マーケティング論まとめ | 内容・方法:マーケティング論全体の振り返りを行い、定期試験のガイダンスを実施する。 |
評 価 方 法 ●全ての授業に出席し、所定の学修をすることが単位修得の前提条件となる。 ●必要最低限の授業学修が確保できていないとみなした場合は、「K」評価とする。 ---------- 以下に示す評価方法により総合的に判断のうえ、60点以上を合格とし、所定の単位を認定する。 ※成績評価方法・基準については、場合によっては変更する可能性もある。 ※※授業時間内の発言は回数をカウントし、授業参画の積極性を評価する。 ※※※確認テストは各授業ごとに示し、授業時間外に取り組むものとする。
授業内での評価:10%(授業時間内の発言回数・内容) 授業が外での評価:50%(各回の確認テスト(30)・課題レポート(20)) 定期試験:40%(筆記試験) 授業の方法 対面 教 科 書 テキストは指定しない。 参 考 書 必要に応じて授業の中で紹介します。 備 考 課題に対するフィードバックは、学生の質問に答える形で実施する。 授業ノート作成のため、講義内容をしっかりと聞いてください。 授業では教員が示すマーケティング課題に対して発言が求められるため、積極的な態度で履修してください。 |