講 義 概 要 【授業の目的】 国際観光学科の学生で、当該テーマ(エコツーリズムなど◯◯ツーリズムと称される各種ツーリズム)で卒業研究を予定・検討する学生を対象とし、研究の基盤となる内容、知識等を修得することを目的とする
【概要】 所得の増加による余暇の増大や旅行の大衆化、情報化の進展とそれに伴うレジャー・余暇の多様化などから、昨今では、かつて盛んだった、大衆が定番の観光地を物見遊山で周遊する観光に留まらず、体験型観光や特定のテーマに特化した観光など、ツーリズムの形態も多様化している。 本講では、こうした多様化する各種ツーリズムについて網羅的に概説する。 担当教員が、旅行業に長く従事した実務経験を基に、実務家教員として、「ツーリズム」に関する理論と実践への応用を関連付けながら授業を展開する。 到 達 目 標 1. 日本の観光の経緯と多様化する各種ツーリズムについて理解し説明出来るようになる。 授 業 計 画 第1回 オリエンテーション(授業の目的、目標、授業計画、ルール、評価基準等の説明) | 第2回 ツーリズムの概念、日本の観光の歴史から見るマスツーリズムとニューツーリズム | 第3回 文化観光 | 第4回 エコツーリズム | 第5回 グリーンツーリズム | 第6回 産業観光 | 第7回 ヘルスツーリズム | 第8回 中間テストと第2回〜第7回の授業内容の振りかえり | 第9回 コンテンツツーリズム | 第10回 ロケツーリズム | 第11回 ダークツーリズム | 第12回 スポーツツーリズム | 第13回 都市観光(アーバンツーリズム) | 第14回 その他のニューツーリズム | 第15回 マスツーリズム・ニューツーリズムの課題と展望 | | ※受講および受講を検討する学生は、必ず第1回オリエンテーションで説明する授業のルール・評価基準を理解した上で受講すること。 |
評 価 方 法 ●全ての授業に出席し、所定の学修をすることが単位修得の前提条件となる。 ●必要最低限の授業学修が確保できていないとみなした場合は、「K」評価とする。 ---------- ・定期試験、中間テスト、その他により総合的に評価する。 ・教員が認めた正当な理由がない欠席の回数が、全授業回の3分の1を超過した場合は、「K」評価とし、単位を取得できない (公欠などがなく通常の15回の受講機会の場合、教員が認めない欠席が6回となった時点で「K」評価となる) ・教員が認めた正当な理由なく定期試験、中間テストを欠席した場合は「K」評価とする ・当科目では、中間テストならびに定期試験での、資料の持ち込みや閲覧は認めない。したがって、毎授業の予復習や試験勉強が必要になる。 ・各種ツーリズムは様々な立場の人達との関わりや協業が不可欠であることから、マナーや常識、言葉づかい、社会性、時間・期限・ルール厳守をはじめとした社会人基礎力を要求した授業進行や評価を行う。
【授業内での評価】40% 筆記試験(中間テスト/第2回〜第7回の理解度)
【定期試験】40% 筆記試験(第9回以降の理解度)
【その他】20% 授業への主体的学修度合(欠席・遅刻の頻発、居眠りの過多、不適切な受講態度などはこの部分に影響することとなる)、ワークシートの状況と成績、社会人基礎力の欠如度合 授業の方法 対面 教 科 書 必要に応じ、適宜資料を配付・案内する。 参 考 書 必要に応じ、授業中に適宜案内する 備 考 毎回の授業の最後に復習のワークシート問題を実施し、ワークシート提出後に出される解答によりフィードバックを行う。
・この科目は国際観光学科3年次開講科目なので、国際観光学科3年次レベル相応の観光や地理の専門性を有している前提で授業します。 専門的な内容が多いため、他学科履修の学生は、必要に応じ予復習など自習をして対応してもらう前提で進めますので、その点を了承の上で履修すること。
・実際に国内外で展開されているツーリズムの事例を多岐に扱うことから難度の高い内容も含まれ、観光学、観光産業、国内/海外地理に関する相応の学力、理解力がないと授業についていくことが難しい。 その点を了承の上で受講すること
・専門的な内容が多いため、留学生や日本語を母国語としない学生は、授業内容の理解にはN1相当の日本語力が目安となります。
・授業を受講しながら必要な情報を自身でノートに取る⼤学生レベルのノートテイキングスキルを有していることを履修の条件とする。
・社会人基礎力養成の観点から、教員の判断で、授業内ルールを遵守していない、他の受講生の受講の妨げになる行為や不正行為行っているとみなされる場合は、受講を認めないもしくはK評価とする。 加えてピ逃げ等の不正行為や学内の諸ルールに抵触する場合は処罰の対象となる。その点を了承の上で履修すること。
・第一回授業で本授業のルールや履修条件、評価基準などを説明するため必ず出席すること。やむを得ない事情で出席出来なかった人は必ず第一回授業資料を確認し、全て承諾の上で履修すること。 第一回の内容を遵守していない、把握していない疑義については一切認めない。
・欠席学生はGoogle Classroom 授業ページ内に掲載の授業資料を参照すること。教員が認めたやむを得ない事由による欠席者については状況に応じて申請ベースで個別に対応する場合がある。 |