特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25042

科目名

生涯学習論

科目開設大学名

大阪商業大学

英文科目名

Lifelong Learning

配当学年

2

単位数

2

募集定員

10名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務課
TEL:06-6781-8816

担当教員

堂本 雅也

履修条件等

時間割

木曜日 10:40〜12:10 

開講期間

後期 

教室

4511B

キャンパス

講 義 内 容

キーワード

文献講読・発表・討論による主体的かつ対話的な学びを通じて

講 義 概 要

【科目の概要】
生涯学習・社会教育に関する日本語文献を取り上げ、その講読・発表・討論を通じて、下記の6つの基本的事項について理解を深め、生涯にわたって学ぶ基礎としてのクリティカル・シンキングを培います。
①生涯学習の定義・本質・意義(生涯学習とは何か)
②生涯学習支援の実際(どのような生涯学習施策が進められているか)
③社会教育の定義・本質・意義(社会教育とは何か)
④社会教育経営の実際(どのような社会教育事業がおこなわれているか)
⑤人工知能(AI)の時代における人間の学び(人工知能と人間の関係はどうあるべきか)
⑥論理的思考(論文とは何か)

【授業の進め方】
 生涯学習・社会教育に関する日本語文献を取り上げ、その講読・発表・討論をおこないます。その方法や形態については、受講者数や受講者の皆様のご要望をもとに柔軟に対応いたします(初回の授業時にご要望をお聞きいたします)。
 なお授業は、受講者の皆様が事前に文献の内容を予習していることを前提に進行いたします。また必要に応じて、授業担当者による講義や、映像資料を活用したフィルム・フォーラムをおこないます。

到 達 目 標

①【汎用的技能】生涯学習・社会教育に関する日本語文献の講読・発表・討論に主体的かつ対話的に参加することができる。
②【知識・理解】「科目の概要」欄に示されている6つの基本的事項を理解し、それをもとに生涯学習・社会教育に対する自分の考えを論じることができる。

授 業 計 画

【後 期】
1 オリエンテーション:自己紹介(受講動機)、授業の進め方(文献講読・発表・討論の方法と形態)
2 文献講読・発表・討論①:生涯学習とは何か?
3 文献講読・発表・討論②:社会教育とは何か?
4 文献講読・発表・討論③:教育と学習のちがいは何か?
5 文献講読・発表・討論④:形成と教育のちがいは何か?
6 文献講読・発表・討論⑤:生涯学習における自発性とは何か?
7 文献講読・発表・討論⑥:生涯学習は「何でもあり」か?
8 文献講読・発表・討論⑦:社会教育における「社会」とは何か?
9 文献講読・発表・討論⑧:社会教育の両義性(広狭二義)とは何か?
10 文献講読・発表・討論⑨:学歴社会・生涯学習社会とは何か?
11 文献講読・発表・討論⑩:生涯教育における統合(垂直的統合・水平的統合)とは何か?
12 文献講読・発表・討論⑪:生涯学習は競争か、それとも共生か?
13 文献講読・発表・討論⑫:社会教育は地域づくりか、それともリスキリングか?
14 文献講読・発表・討論⑬:人間は老いや死に向かって学び続けることができるのか?
15 文献講読・発表・討論⑭:人工知能(AI)の時代において人間が学ぶ意味とは何か?
※授業計画については、受講者数や受講者の皆様の学習状況(興味・関心)、授業の進捗状況に即して柔軟に対応いたします。

評 価 方 法

【成績評価方法】
①各回の授業時の文献講読・発表・討論への参加状況をもとに、【汎用的技能】を評価いたします(50%)。
②学年末定期試験(持込不可・筆記試験)の論述をもとに、応答性・論理性・独創性・明瞭性・論文作法の観点から、【知識・理解】を評価いたします(50%)。

【定期試験】
学年末定期試験:あり

【成績評価基準】
①【汎用的技能】準備学習(予習・復習)に取り組み、各回の授業時の文献講読・発表・討論に主体的かつ対話的に参加することができているか。
②【知識・理解】「科目の概要」欄に示されている6つの基本的事項を理解し、それをもとに生涯学習・社会教育に対する自分の考えを論じることができているか。

授業の方法

対面

対面授業(状況に応じてオンラインの可能性あり)

教 科 書

「新しい社会教育・生涯学習論」(林美輝編著) ミネルヴァ書房 2025

参 考 書

「生涯学習の原理的諸問題(シリーズ 生涯学習社会における社会教育 第7巻)」(鈴木眞理 編集代表、鈴木眞理・梨本雄太郎 編著)学文社 2003
「学ばないこと・学ぶこと:とまれ・生涯学習の・ススメ」(鈴木眞理)学分社 2006

備   考

【準備学習(予習・復習)等】
  各回の授業へのご出席に際して、事前に文献の内容について予習してください。授業では、その文献の講読・発表・討論をおこないます。また授業後は、授業時に取り上げた文献の内容について復習してください。

【受講における注意点】
初回の授業時は、まだテキストをご用意いただく必要はございません。第2回の授業からはテキストを使用いたしますので、ご用意のほど、よろしくお願い申し上げます。
授業についてご質問などがございましたら、電子メールにて、教員プロフィールに記載されている授業担当者のメールアドレスへお問い合わせください。また、「manaba」の個別指導(コレクション)を通じてご連絡いただく場合は、リマインダーをご利用ください。

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