特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25055

科目名

宗教学概論b

科目開設大学名

関西大学

英文科目名

Introduction to History of Religion B

配当学年

1~4年次

単位数

2

募集定員

20名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

学事局 教務事務グループ
TEL:06-6368-0127

担当教員

宮本 要太郎

履修条件等

時間割

木曜日 10:40〜12:10 

開講期間

秋学期 

教室

キャンパス

千里山キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

現代世界のさまざまな動きは「宗教」を抜きにして理解できません。本講義では、多様な宗教現象と宗教学のさまざまな概念とを並行して<問い>の形で取り上げながら、現代社会と宗教とのかかわりについて考えます。概論aがどちらかというと「知識の習得」に重きを置いているのに対し、概論bでは「自ら考える」よう促すことを重視します。

到 達 目 標

1)現代社会における宗教の多様なあり方について正確な知識を身につける
2)宗教をめぐるさまざまな問題をめぐり、その構造について多角的に考察する
3)宗教に関する多様な問題に関して、自分なりの視座を確立する
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授 業 計 画

第1回 導入:現代において「宗教」を問うことの意味
第2回 生と死の意味を問う(1):<いのち>について
第3回 生と死の意味を問う(2):死の宗教的意味(その1)
第4回 生と死の意味を問う(3):死の宗教的意味(その2)
第5回 いのちの循環と継承(1):自然観と宗教
第6回 いのちの循環と継承(2):家族と宗教
第7回 宗教における世界像(1):先祖と他界観
第8回 宗教における世界像(2):終末論をめぐって
第9回 宗教における世界像(3):聖者と教祖
第10回 政治と宗教(1):政教分離と信教の自由
第11回 政治と宗教(2):宗教と暴力
第12回 政治と宗教(3):カルト問題
第13回 救いと癒し(1):スピリチュアリティの興隆
第14回 救いと癒し(2):宗教の社会活動
第15回 まとめ・現代社会の宗教
授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業前に教科書の該当部分を読んでおくこと。また、授業後は、授業資料、ノートを読み返し、復習しておくこと。

評 価 方 法

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
授業への参加度(30%)
筆記試験(70%)
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
1)現代社会における宗教の多様なあり方について正確な知識を身につけているか
2)宗教をめぐるさまざまな問題をめぐり、その構造について多角的に考察できているか
3)宗教に関する多様な問題に関して、自分なりの視座を確立できているか

授業の方法

対面

オフィスアワー

関大LMSの「メッセージ」機能を用いてください。

教 科 書

島薗進ほか編   『宗教学キーワード』   有斐閣   978-4641058835

参 考 書

授業中、適宜、紹介します。

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