特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25068

科目名

食育総論

科目開設大学名

相愛大学

英文科目名

General introduction on food education

配当学年

全学年

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教学課
TEL:06-6612-5904

担当教員

髙井 玲子、鷺岡 和徳、鷲津 雅三、湯木 潤治、小田 麗子、髙山 貴子

履修条件等

時間割

木曜日 15:00〜16:30 

開講期間

前期 講義内容を参照

教室

キャンパス

相愛大学 南港学舎

講 義 内 容

講 義 概 要

近年、国民の食生活においては、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向などの問題に加え、新たな「食」の安全上の問題や、「食」の海外への依存の問題が生じており、「食」に関する情報が社会に氾濫する中で、人々は、食生活の改善の面からも、「食」の安全の確保の面からも、自ら「食」のあり方を学ぶことが求められている。そこで、食育について国の基本方針・施策を中心に取り上げ、その上で、朝食欠食や生活習慣病等の現代的課題について統計資料を活用し展開するとともに、学校・地域・医療機関、外食・食品企業など各分野で取り組まれている食育について解説する。 

到 達 目 標

①国の食育に関する方針や施策、食育の現代的課題について説明できる。
②乳幼児・学童期から高齢期等生涯にわたるライフステージー別食育、地域や医療機関における食育、伝統的な食文化、「食事のことば」について理解できる。   

授 業 計 画

第1回 第1回 ガイダンス(髙山)
食育基本法・食育推進基本計画について(高井)、母子・高齢者保健と食育(鷲津)、
成長期の栄養教育(小田)、 病院での食育(髙山)
第2回 地域における食育の課題と実践−行政における食育−(高井)
第3回 食育とビジネス−商品政策と「業態」への転化策−(鷺岡/高井)
第4回 地域における食育と実践(小田)
第5回 和食−日本人の伝統的な食文化−(湯木/高井)
第6回 我が国の食育の課題と実践−現在の食糧事情等−(外部講師/高井)
第7回 乳幼児期を対象とした食育の課題と実践−(鷲津)
※子ども学科進藤先生(仮:乳幼児の教育施設について)
第8回 成長期の家庭・学校における食育の課題と実践−学校給食の役割−(小田)
第9回 成長期の家庭・学校における食育の課題と実践−学校における食に関する指導の展開(小田)
第10回 多分野における食育の課題と実践①
(在宅訪問栄養士指導 ドラッグストア)(外部講師・鷲津)
第11回 多分野における食育の課題と実践②
(クリニック・給食会社・食品業界)(外部講師・髙山)
第12回 高齢者を対象とした食育の課題と実践ー(鷲津)
第13回 食の生産と流通における食育の課題と実践
−青果物流通のしくみ、青果物の基礎知識- (外部講師・髙山)
第14回 成長期の家庭・学校における食育の課題と実践
−学童期・思春期・次世代を担う若者に対する食育推進− (小田)
第15回 医療機関等における食育の課題と実践(生活習慣病・がん)−(髙山) 

評 価 方 法

授業への参加態度50% 
レポート課題50%

【失格条件】
・出席が3分の2以上に満たない場合。
・10分以上の遅刻は欠席とし、10分未満の遅刻は3回で1回の欠席とする。
※居眠りやスマートフォンの使用、他講義の課題などを目立って実施している場合には、失格とすることがあります。

授業の方法

対面

教 科 書

不使用

参 考 書

講義の中で紹介する。

備   考

大阪市行政栄養士としての実務経験をもとに、この授業を進めます。(鷲津)
大阪府保健所栄養士としての実務経験をもとにこの授業を進めます。(高井)
調理師、食品衛生指導員および第2種衛生管理者としての実務経験をもとに、この授業をすすめます。(鷺岡)
管理栄養士としての地域での栄養教育活動の実務経験をもとに、この授業を進めます。(小田)
病院で勤務した管理栄養士としての実務経験をもとに、この授業を進めます。(髙山) 

・料理教室等のボランティア活動を通して、食育推進活動の実践を積極的に体験しておくこと。
・インターネット、新聞などのマスメディアで食育に関する情報を収集しておくこと。
・講義終了後は、理解が不十分な内容については配布資料等をよく読み理解を深めること。
(予習時間2時間、復習時間2時間)  

募集終了