特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25072

科目名

思春期青年期心理学

科目開設大学名

帝塚山学院大学

英文科目名

Psychology of Puberty and Adolescence

配当学年

3

単位数

2

募集定員(最少催行人数)

5名(5名)

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教学課
TEL:072-296-1331

担当教員

猪股 剛

履修条件等

時間割

水曜日 0:00〜0:00 

開講期間

春学期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

キーワード

人間の心理・行動・社会の諸現象を理解・分析するために、学生が他者に共感的に関心を持ち、他者を尊重しながら、心理学の専門的知識を習得する。特に思春期から青年期の心身両面の発達を知り、心理的な課題や病理を知ると共に、その知識によって社会のさまざまな情勢を分析すると共に、その知識を正しく他者に伝えることができることを目標とする。

講 義 概 要

思春期青年期とは、それまで子どもとして生活してきた人間が、主体性を持って自分自身の人生を歩み始める時期である。しかも、学校・家庭・社会の三つの生活領域を同時に持ちながら、それぞれを生きる課題を持つことになる極めて複雑で変化に富んだ時期である。この授業では、思春期青年期の課題や病理を一つ一つ取り上げながら、私たちの中に生きている少年少女性にあらためて思いを馳せて、共感的に理解していく。

到 達 目 標

①思春期青年期の心理を積極的に学び、発達的課題に則して自己や他者を理解する力を身につける。②思春期青年期心理の知識を用いて人間の心や行動や社会について理解し、それを他者に分かりやすく説明することができる。③思春期青年期の心理学的理解により、その時期の人間の行動や家族の課題を共感的に理解することができる。④思春期青年期の心理学的理解により、現代人の特徴と課題を理解し、思春期青年期の深層心理学的なイメージ表現を知り、その特徴を理解できるようになる。

授 業 計 画

第1回思春期青年期のライフサイクル的意味
第2回大人になることの難しさ-イニシエーション
第3回エディプスコンプレックスと思春期
第4回アイデンティティーと青年期
第5回不登校という現象(小テスト)
第6回反社会的行動と「不良/ヤンキー」の心性
第7回オタクとひきこもりの心性
第8回食文化と摂食障害
第9回自傷と自殺の心性
第10回死の自覚と宗教性(小テスト)
第11回思春期青年期と発達障害と統合失調症
第12回コミュニケーションの過剰と思春期
第13回家族と思春期
第14回到達度の確認とまとめ

評 価 方 法

到達度の確認80%、小テスト20%

授業の方法

オンライン(オンデマンド)

全てオンデマンド(動画配信)
本授業では、自己を理解し他者を理解する力を養うために、思春期や青年期の基本的な心性を講義形式で学んでいく。講義の進め方はパワーポイントの提示と解説を主とするが、適宜、実際の社会状況を知るために映像資料を解説する。また、単元毎にコメントシートを提出してもらい、それに対するフィードバックを行う。パワーポイントファイルや到達度確認準備資料はWebClassの教材倉庫に入れて配布する。最終回には「到達度の確認」を行う。また本授業では、自己表現力やコミュニケーション力の下になる自己理解が促進される。

オフィスアワー

研究室前に掲示しているオフィスアワーの時間を確認してください。また質問・相談等はWebClassで受け付ける。

教 科 書

使用せず

参 考 書

授業中に随時提示する。

備   考

履修上の注意:オンデマンドの出席条件は、課題の提出となります。課題提出締切は、授業日を含めて3日後の21時とします。この授業は水曜日に行われますので、金曜日の21時が締切となります。未提出や期限を過ぎての提出は欠席扱いとなります。
準備学習:前回の授業内容のノ−ト等の内容を整理し、疑問点をノ−トにまとめておくこと(0.15時間)。授業で提示した参考文献を読んでおくこと(0.2時間)。授業終了時に実施するコメントシートを記入し内容を整理し理解すること(0.3時間)。小テストの際には十分に復習し8割以上正答できることを目指すこと(0.2時間)予習毎回0.5時間、復習毎回0.5時間
担当教員からのメッセージ:思春期青年期心理学は、まさに皆さん自身がいま生きている心の状態だと思います。自己理解を深めると共に、この変化の多い時期の豊かな心の状態を学んでください。

募集終了