特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

H25079

科目名

消費者の心理

科目開設大学名

阪南大学

英文科目名

Consumer Psychology

配当学年

234

単位数

2

募集定員

10名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務課
TEL:072-332-1224

担当教員

杉本 匡史

履修条件等

時間割

金曜日 10:50〜12:20 

開講期間

前期 

教室

4202

キャンパス

本キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

本授業では、人間の消費行動における様々な要素(支払い、広告、衝動買い…)について、これまでに明らかになってきたことを包括的に学習する。また、これらの知見を積極的に活用する態度を身に着けるために、学んだ知見がどのような製品・宣伝で活用されているかを探す。

到 達 目 標

私たちは、様々な商品・サービスに対して対価を支払っている。何に対して対価を支払うかは、商品やサービスそのものだけでなく、パッケージやブランドイメージ、果ては他の消費者の行動によっても影響を受ける。これらの影響の背後には、私たちの認知や判断といった心理的プロセスが存在する。本授業では、これらの心理的プロセスがどのように生じているのかについて学ぶ。この授業を通して、現代の消費社会における人間の行動に対する理解を深め、それを用いて消費行動の分析・考察を行うことができる力を身に着けてほしい。
本授業の到達目標は以下の2点である。
(1)消費に関連する人間の行動がどのような心理的プロセスに基づいて決定されているのかについて、基礎的な知識を獲得する。
(2)(1)の知識を活用して、消費社会における様々な行動に対して考察する態度を身に着ける。

授 業 計 画

第1回消費者心理学とは何か
第2回価格と支払いの心理
第3回広告の心理的効果
第4回衝動買いと買い物依存
第5回消費者の知識構造
第6回消費者のブランドロイヤルティ
第7回消費者の意思決定
第8回消費者の感情
第9回消費者の潜在的情報処理
第10回消費者と対人的影響力
第11回欺瞞的説得と苦情行動
第12回消費者と社会的アイデンティティ
第13回消費欲求と消費社会
第14回消費者心理と感性工学
第15回総括と振り返り

評 価 方 法

最終レポート(60%)、各回のコメントカードと課題(40%)の合計を総合的に評価する。提出されたレポートに剽窃が発覚した場合、成績評価は無条件にD(不可)とする。授業回数の3分の1を超えて欠席したものについては単位取得を認めない。

授業の方法

対面

授業では主にパワーポイント資料を用いる。資料は授業1週間前にTeamsにアップロードするため、授業当日は印刷して持参すること。また毎回の授業終了時にコメントカードを提出してもらう。コメントカードの内容のうち、重要なものについては次回授業で返信するため、積極的な記入を期待する。

教 科 書

特に指定しない。授業用資料については授業1週間前までにポータルサイトにアップロードする。授業当日に紙媒体での配布は行わないため、各自印刷して授業に臨むこと。

参 考 書

山田一成・池内裕美 (2018). 消費者心理学 勁草書房

備   考

予習:授業資料については1週間前までにTeamsにアップロードするため、授業当日までに目を通し、初めて聞く単語については書籍やインターネットで調べておくこと。
復習:授業資料を読み返し、その内容について自分で説明できるようにすること。特に重要だと思った内容については、授業中に示した参考文献にあたって理解を深めること。また、各回で学習した内容について、自分の周りでそれらがどのように活用されているかの実例を探すこと。

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