講　義　概　要

科学的根拠に基づいた看護実践を行うための基盤となる疫学について学ぶ科目である。疫学の歴史、因果関係の立 証、健康に関する指標（有病率、罹患率、死亡率、相対危険、オッズ比、寄与危険など）、疫学的研究方法（対象集団の選定、研究デザイン、誤差、偏り、交絡など）を理解し、説明できることを目的とする。授業全体を通して、健康と疫学について考察し、科学的思考力を養う。

到　達　目　標

１．疫学の歴史を理解し、説明できる
２．因果関係の立証を理解し、説明できる
３．健康に関する指標を理解し、説明できる
４．疫学的研究方法を理解し、説明できる
５．EBP（evidence-based practice）の基礎を理解し、説明できる

授　業　計　画

評　価　方　法

到達目標の達成度は、
確認テスト（80点）とレポート（20点）
で評価する。
60点を合格基準とする。合格（60点）となるためには、因果関係の立証、健康に関する指標、疫学的研究方法を理解し、説明できる必要がある。

授業の方法

対面

教　科　書

・標準保健師講座　疫学・保健統計学　第4版．医学書院．ISBN　978-4-260-05682-3．

参　考　書

・初･中級者のための読み解く「疫学スタンダード」．診断と治療社．

備　　　考

指定の席に着席すること。