特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

I25019

科目名

免疫学

科目開設大学名

大阪医科薬科大学

英文科目名

Immunology

配当学年

2

単位数

1

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

本部キャンパス:学務部 医学事務課 TEL:072-684-6875
阿武山キャンパス:薬学学務部 教務課
TEL:072-690-1013

担当教員

土屋 孝弘

履修条件等

時間割

火曜日 9:00〜10:30 

開講期間

後期 2025年9月22日(月)~12月22日(月)

教室

C棟1階 C105講義室

キャンパス

阿武山キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

我々はたえず微生物をはじめとする様々な異物に暴露されているにもかかわらず、それらのほとんどを排除し恒常性を維持している。この異物を排除するシステムこそが免疫系である。免疫系は高等生物のみに供えられた高度な制御系である。その中で最も特徴的な反応が、自己と非自己を明確に識別し、多種多様な反応によって生体を防御していることである。
「免疫学」では、免疫反応にかかわる組織、細胞、分子などの役割、自己と非自己の識別機構、免疫応答機構を理解するとともに、感染症、アレルギー反応、自己免疫疾患、腫瘍および臓器移植における免疫反応について理解することを目的とする。

到 達 目 標

本科目を学ぶ理由は、生体の恒常性を維持するしくみの1つである免疫反応を、組織、細胞、分子レベルで理解するために、免疫反応および免疫関連疾患について基礎的知識を修得することができるようになるためである。

授 業 計 画

1 免疫学概論 (1章)
   免疫学概論について (1章)
2 免疫応答に働く細胞および組織 (1) (2章)
   免疫系を構成する細胞、組織、器官の種類と機能について
3 免疫応答に働く細胞および組織 (2) (2章)
   免疫系を構成する細胞、組織、器官の種類と機能について
4 自然免疫と補体 (9章、3章3.6)
   自然免疫に関与するバリアーや細胞の働き、および補体の役割について
5 抗体の構造と機能 (3章)
   抗体分子の構造と機能について
6 B細胞の発生と分化 (3章、4章)
   B細胞の発生と分化過程ならびに遺伝子再構成の分子機構、クラススイッチの分子機構について
7 主要組織適合抗原の構造と機能 (6章)
   主要組織適合抗原の構造と抗原提示について
8 T細胞の発生と分化およびその機能  (7章)
   T細胞の発生と分化過程およびその機能について

評 価 方 法

講義ごとの確認テスト30%定期試験70%により評価する。
なお,本科⽬は、本授業での講義内容に加えて、薬学連携演習11で取り扱った内容も定期試験の範囲に含める

授業の方法

対面

教科書を用いて講義形式で行う。

教 科 書

『ベーシック薬学教科書シリーズ10 免疫学「第2版」』・山元 弘(編)・化学同人

参 考 書

『免疫生物学 原著第9版』・笹月健彦(監訳)・南江堂
『エッセンシャル免疫学 第4版』・平野俊夫,村上正晃(監訳)・ メディカル・サイエンス・インターナショナル

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