特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

I25027

科目名

メカトロニクス

科目開設大学名

大阪工業大学

英文科目名

Mechatronics

配当学年

3

単位数

2

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務部 教務課
TEL:06-6954-4083

担当教員

原口 真(ハラグチ マコト)

履修条件等

時間割

月曜日 15:20〜17:00 

開講期間

後期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

今や,世の中にある機械システムは純粋に機械要素のみで構成されたものは少なく,大部分が電気電子システムと切っても切り離せない関係となっている.本講義ではメカトロニクスという概念を紹介し,メカトロニクス技術の深い理解のために,基礎的な機構学・電気電子工学などの知識について,演習を交えながら修得してもらう.さらにアクチュエータとその制御方法,それに関わるセンサやコントローラなどについても学び,メカトロニクスシステムの全体像を俯瞰できるようにすることを目標としている.

到 達 目 標

(1)メカトロニクス技術についての全般的な基礎知識を習得し,メカトロニクスの学習を通じて,機械・電気の知識を統合したものづくりに興味を持つこと(第1~14回)
(2)メカトロニクスの概念・応用例について説明できること(第1回)
(3)減速機の種類や構造についての説明ができ,減速比の計算もできること(第1~2回)
(4)モータの種類・動作原理・特性・制御法を説明できること(第3~6回)
(5)機械式接点や半導体を利用したスイッチの種類や構造について説明ができ,選定もできること(第7~9回)
(6)アナログ回路とデジタル回路の基礎知識について説明でき,回路の設計もできること(第10~13回)
(7)マイコンを用いた計測制御システムについて説明できること(第14回)

授 業 計 画

第1回メカトロニクス概論
第2回種々の歯車機構
第3回DCモータ
第4回ACモータ
第5回サーボモータ
第6回ステッピングモータ
第7回スイッチ
第8回半導体
第9回半導体応用回路
第10回オペアンプ
第11回アナログ回路とデジタル回路
第12回論理回路
第13回記憶回路
第14回マイコンについて

評 価 方 法

講義の理解度を試験や演習・宿題により判断し,到達目標(1)を達成しているか判定する.(1)を達成できない場合,本単位を取得できない(欠格条件).到達目標(1)を達成している場合に限り,到達目標(2)~(4)の達成度を試験の結果(70%)と演習・宿題の内容(30%)の配分で総合的に判定する.

授業の方法

対面

オフィスアワー

月曜日11:00-12:00 1号館7階 原口准教授室

参 考 書

メカトロニクスの基礎 渋谷恒司 森北出版
最新小型モータが一番わかる 見城 尚志 技術評論社
機械系の電気工学 深野 あづさ コロナ社
メカトロニクスのための電子回路基礎 西堀賢司 コロナ社
はじめてのメカトロニクス実践設計 米田 完 講談社

備   考

・講義内容を講義だけで理解するのは困難であり,十分な予習・復習が必要である.
・機械設計法,計測と制御を履修した上で受講すること.受講前にこれらの科目の基礎を復習しておくこと.
・同時期に開講されている基礎電気回路の履修内容も非常に関連性が強く重要であるため,受講期間中にメカトロニクスと基礎電気回路で学習した内容をよく照らし合わせておくこと.
・演習問題の解答は開示するので,正しく理解しているか確認すること.
・フォローアップ期間には各自、講義および演習内容についての復習を行なうこと.

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