特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

I25030

科目名

景観工学

科目開設大学名

大阪工業大学

英文科目名

Landscape Engineering

配当学年

2

単位数

2

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務部 教務課
TEL:06-6954-4083

担当教員

田中 一成(タナカ カズナリ)

履修条件等

時間割

金曜日 9:10〜10:50 

開講期間

後期 

教室

キャンパス

大宮キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

社会や歴史,環境への配慮と創造的な発想にもとづく都市デザイン工学は,我々の暮らしに基軸をおいた都市・地域計画や,公共空間の計画・設計によって生活・文化の向上,さらにはこれに寄与する新たな視点創出を担っており,ここでの既存分野を縦断する理論と手法は重要である。景観工学では,土木工学を基本として,環境,災害,エネルギーなど新しい立場の議論と関連づけながら,関係をデザインする環境デザイン・都市デザインを具体化する。我々が暮らす都市や地域の快適性や活動性,さらには愛着度等といった視点から,本来の景観学の理論をもとに,法規とその運用,実務に応用するための基礎的な技術を学ぶ。

到 達 目 標

(1)景観工学の考え方,都市デザイン工学における役割を理解できる。
(2)景観工学が対象とする領域の内容を把握し,現代用いられている理論と手法を理解できる。
(3)景観工学が展開する方向と、今後必要な理論と技術について独自の考えをまとめることができる。

授 業 計 画

第1回景観の基礎概念
第2回景観の操作
第3回ランドスケープ・デザイン
第4回景観工学と機能と表現
第5回景観法
第6回景観行政
第7回土木工学と景観工学
第8回景観の制御
第9回景観工学の基礎的理論
第10回視知覚と景観評価
第11回サウンドスケープと景観デザイン
第12回風の景観
第13回景観分析の理論と手法
第14回景観工学とデザイン・計画

評 価 方 法

到達目標についてレポートを実施する。定期試験を行う。レポートを60%、定期試験を40%の割合で評価する。
(レポート作成において,生成AIを用いて作成したものを用いることは認めない。)

授業の方法

対面

オフィスアワー

(後期)水曜日12:40~13:30(場所:9号館5階 田中教授室)

教 科 書

空間学事典 日本建築学会編 井上書院
ノートPC必携

参 考 書

土木景観計画 篠原 修 技報堂出版
景観の構造 樋口 忠彦 技報堂出版

備   考

〇講義内容についての予習・復習の中で、理論と手法、技術について確認すること。
〇事例については関係する資料から興味ある点や疑問点等をまとめ、確認事項に関する質問とともにレポートに記入し提出すること。
〇提出されたレポートについて,良い点・悪い点について講評するので、理解を深め以降の課題において活用すること。
〇さらに、景観工学演習において各演習後の疑問点等をまとめ、次の課題にいかすとともに最終課題に向けた質問をまとめること。

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