講 義 概 要 スライド、ビデオ等の視聴覚教材を用いて、現代美術(20世紀後半以降に欧米・日本で興った美術の動向)の展開を概観します。 到 達 目 標 ①知識・技能の観点:現代美術に関する基礎的な知識、作家や作品の芸術的特徴を身に付けることを目標にします。 ②思考力・判断力・表現力等の能力の観点:欧米日の現代美術の共通性や独自性を理解し、美術の「現在地点」について考察を深めることを目標にします。 ③主体的な態度の観点:毎回の理解度確認により、問題点を自ら発見し改善に取り組む態度を身に付けることを目標にします。 授業手法 / Teaching Methods ・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック ・学生による学習のふりかえり 授 業 計 画 第1回 オリエンテーション | 第2回 抽象表現主義 | 第3回 アンフォルメル | 第4回 ネオダダ | 第5回 ポップ・アート | 第6回 ミニマル・アート | 第7回 コンセプチュアル・アート | 第8回 ランド・アート | 第9回 パフォーマンス・アート | 第10回 ビデオ・アート | 第11回 新表現主義 | 第12回 インスタレーション・アート | 第13回 シミュレーション・アート | 第14回 アートの最前線(ゲストスピーカーを予定) | 第15回 総括 | 授業時間外学習 / Expected work outside of class | 毎回授業の冒頭に、ミニッツペーパーを用い前回の授業の理解度確認を行うので、授業後に関大LMSにアップするパワーポイントや配布資料、ノートを読み返し、理解が不十分な箇所に関しては各自参考書を調べるなどして復習すること。また、授業内容に関連する展覧会や関西(京阪神)の現代美術画廊を適時紹介するので、その際は積極的に足を運ぶようにしてください。 |
評 価 方 法 定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。 到達度の確認(60%)、ミニッツペーパーを用いた前回の授業の理解度の確認(20%)、主体的な授業参加(20%)※理由をともなわない遅刻や早退は減点します。また、遅刻者には前回の授業の理解度の確認を行いません。 基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy ①知識・技能の観点:現代美術に関する基礎的な知識が身に付いているか。作家や作品の特徴を理解しているか。 ②思考力・判断力・表現力等の能力の観点:欧米日の現代美術の共通性や独自性を理解し、美術の「現在地点」について考察を深める力が身に付いているか。 ③主体的な態度の観点:毎回の理解度確認により問題点を自ら発見し改善に取り組む態度が身に付いているか。 授業の方法 対面 オフィスアワー オフィスアワー(火曜日4限)に個人研究室を訪ねるか、関大LMSの「メッセージ」機能で問い合わせてください。 教 科 書 教科書は使用せず、レジュメや資料を配布します。 参 考 書 末永照和 『増補新装 カラー版 20世紀の美術』 (美術出版社) 978-4568400854 美術手帖編集部 『現代アート事典』 (美術出版社) 978-4568430684 筧菜奈子 いとをかしき20世紀美術 (亜紀書房) 978-4750517766 その他、必要に応じて適時紹介します。 備 考 ミニッツペーパーにある質問には、次回授業の冒頭、口頭で回答します。 講義の順序や内容は変更することがあります。 授業でプロジェクターからスクリーンに投射する作品の画像・映像をスマートフォンなどで撮影することは著作権法に触れるため、禁止します。 授業中の私語は、他の受講生の受講の権利を侵害する行為とみなし、退室を求めるなど厳しく対処します。 関大LMSの「メッセージ」機能で補足事項を連絡することがあるので、常時確認するようにしてください。 |