講　義　概　要

この授業では、「ケア」をテーマとする古今東西の文学作品を取り上げ、社会との接点に着目しつつ、具体的に作品読解を行なっていく。そうした読解行為を通じて、自己および他者を「ケア」してゆく可能性を模索するとともに、現代社会が抱える諸問題を解決する糸口を探りたい。

到　達　目　標

①文学に対する理解を深めるとともに、その社会的な意義を説明できるようになる。
②「ケア」を切り口として、現代社会に対する理解を深める。
③学習内容を自身の専門性にフィードバックする。

授　業　計　画

評　価　方　法

・授業内容に関する感想コメント　45％
・期末課題 55%

授業の方法

対面

講義型で行う。ただし、各回の授業終了後に感想コメントを提出してもらう。

教　科　書

小川公代『翔ぶ女たち』（講談社、ISBN:4065355273）

参　考　書

参考書は、授業内で適宜指示する。

備　　　考

【授業時間外の学修】講義前には、前回の講義内容を復習するとともに、教科書の該当範囲を読み込み、授業に備えること。講義後には、講義の内容をふりかえり、各自の関心事項に応じたリサーチを行うこと。（予習・復習の合計時間　60時間）