単位互換科目詳細：大学コンソーシアム大阪

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切	3/24
出願票提出締切	3/26

科目番号

L25004

科目名

航空交通論A

科目開設大学名

大阪産業大学

英文科目名

Air Transportation A

配当学年

3年生

単位数

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務課
TEL：072-875-3001

担当教員

西澤　宏員

履修条件等

時間割

木曜日　12:50〜14:20　

開講期間

前期　

教室

5405

キャンパス

中央キャンパス

講　義　内　容

講　義　概　要

本科目はディプロマ・ポリシーに明記されているように，IT化，グローバル化した現実の企業活動に結びついた「ヒト，モノ，カネ，情報」に関わるビジネスについての基礎知識の一層の充実を図ることにある。そのうえで，本授業は規制から規制緩和，オープンスカイと目まぐるしく変容する国内外の航空市場に対して対応を迫られるエアラインの行動と航空制度の変化を深く理解することを目的とする。なお，授業中及び授業終了後にWebClassを通じて課題を提出するので，授業への出席はもちろんのこと，WebClassの確認も毎回行うこと。

到　達　目　標

専門的な視点から航空ビジネスの変化を考えることができる応用力を身につけることを目標とする。

授　業　計　画

1 ガイダンス航空交通とは：はじめに，本授業のガイダンスを行う。その後，航空交通の特徴などを学ぶ。
2 航空輸送産業の特質と動向：航空輸送産業・航空輸送サービスの特徴，LCCのビジネスモデルについて学ぶ。
3 日本の航空市場の発展と航空政策：第2次世界大戦以降における日本の航空市場の動向と航空政策の展開について学ぶ。
4 米国における航空規制緩和政策：米国内における様々な議論，1978年の航空規制緩和以降における航空会社の経営戦略，規制緩和の評価について学ぶ。
5 国際航空輸送の制度的枠組み：シカゴ会議以降の多国間協定，航空産業における国際的な組織（ICAO・IATA）,空の自由について学ぶ。
6 国際航空における規制と競争：二国間協定とバミューダ協定について学ぶ。
7 国際航空における規制緩和の動き：オープンスカイ政策などの米国・EU・日本の国際航空政策について学ぶ。
8 航空の安全：航空輸送に係る安全対策について学ぶ。
9 航空サービスの費用：航空機材，運行パターン，航空費用の経済分析について学ぶ。
10 航空会社のプランニング：航空輸送サービスの供給システム，ハブ・アンド・スポーク型路線ネットワーク，航空企業の経営管理について学ぶ。
11 航空企業のマーケティング：アライアンスやマイレージサービスについて学ぶ。
12 航空需要と観光：航空需要の特性について学ぶ。
13 航空運賃：運賃自由化とイールド・マネージメント，国際航空運賃の仕組みと問題について学ぶ。
14 航空貨物：航空貨物について学ぶ。
15 総括：全体を通してのふりかえりを行う。

評　価　方　法

知識・理解　　70%（内訳：定期試験40%＋小テスト30%）汎用的技能　　 0%態度・志向性　30%（内訳：小レポート30%）

授業の方法

対面

対面授業

教　科　書

著者名：高橋望・横見宗樹
書名：エアライン/エアポート・ビジネス入門第2版
発行所：法律文化社

参　考　書

著者名：ANA総合研究所
書名：航空産業入門
発行所：東洋経済新報社

著者名：日本航空株式式会社
書名：エアライン・マネジメント－戦略と実践－
発行所：インプレス

備　　　考

事前学習：事前に各回の授業範囲について予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。なお，予習は授業時間と同程度の時間を要する。
事後学習：WebClassにて実施する小テスト及び小レポートを通じて復習をすること。なお，復習は授業時間と同程度の時間を要する。
小テストに対するフィードバック：授業で小テストの解答例と解説を行う。
試験に対するフィードバック：WebClassを通じて解答例と解説を掲示する。
併修、先行履修が望ましい科目：経済学総論A，交通経済論
成績評価「＊」（成績評価に至らない）の基準：１度も授業に出席していないかつ成績評価物を１度も提出していないかつ１度も試験・テストを受験していない場合

受講生の理解度，授業の進度によっては授業計画を変更する場合がある。その際には適宜，授業中及びWebClassにて周知する。また，私語など講義中の態度が他の受講生への迷惑行為に当たると講師が判断した場合には，退出を命じることがある。なお，業内容や課題に関する問合せは，オフィスアワーを積極的に利用すること。