特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

L25007

科目名

人間社会とギャンブル

科目開設大学名

大阪商業大学

英文科目名

Human society & Gambling

配当学年

1

単位数

2

募集定員

10名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務課
TEL:06-6781-8816

担当教員

谷岡 一郎、中條 辰哉

履修条件等

時間割

月曜日 13:00〜14:30 

開講期間

前期 

教室

411

キャンパス

講 義 内 容

キーワード

人間社会とギャンブルとの関わり合いについて

講 義 概 要

【科目概要】
古代から近代に至るまで、“偶然がもたらす事象”や“将来の不確実な結果”は、我々の社会と深い関りを持っている。古代における占い師は政治的な力を持ち、宝くじは古代より財政的に利用され、現代社会においても様々な形態のギャンブルが人間社会に様々なメリットとデメリットをもたらしている。
ギャンブルは我々の社会にとって重要な財源となっている一方で、犯罪やギャンブル依存症、青少年への悪影響などの社会問題を引き起こす。
人類最古の遊びであるギャンブルが持つ社会との関係性やセーフティーネットはいかにあるべきかを説明する。

【授業の進め方】
毎講義、1つのトピックを取り上げ、全15講義で人間社会とギャンブルとの根本的な関係性を説明する。
偶然とは何か、それらは古代から現代社会までなぜ人間社会と深い関係が続いているのか?など様々な事例から説明することで、どの時代もほぼ同類のメリットとデメリットにより関係性が継続していることを説明する。
講義資料はmanabaで配布し、質問は授業後に書面で提出すれば、次回の授業で回答をします。

到 達 目 標

人間社会とギャンブルとの基本的な関わり、ギャンブルの本質、顧客保護の在り方などを理解する。

授 業 計 画

【前 期】
1 ギャンブルとは-価値の交換
2 人類とギャンブルの歴史的関係
3 日本社会におけるギャンブルの歴史
4 ギャンブルに社会的正当性はあるか
5 ギャンブルの価格と効用
6 ギャンブルによる地域の活性化と社会還元
7 娯楽としてのパチンコ-パチンコはギャンブルではない
8 海外統合型リゾート(IR)におけるギャンブル
9 海外統合型リゾート(IR)によるインバウンド
10 ギャンブルがもたらす社会的悪影響への対策
11 ギャンブル依存症の学説
12 ギャンブル依存症の特徴
13 ギャンブル依存症の防止策と治療
14 宝くじの歴史と社会問題の解決
15 ギャンブルの社会性とセーフティーネット

評 価 方 法

【成績評価方法】
①前期定期試験 (100%)
ギャンブルの基礎的な諸概念と社会との関わり合いを理解しているかを確認する。
②質問点
ギャンブルに関する質問を提出し、次の講義で議題として採用された場合に1点~2点をボーナス点として定期試験の点数とは別に付与する。

【成績評価基準】
ギャンブルの本質を理解できているか。
ギャンブルと社会との関わり合いを理解できているか。
ギャンブルのメリットとデメリットを理解できているか。

【定期試験】
前期定期試験:あり

授業の方法

対面

対面授業(状況に応じてオンラインの可能性あり)

教 科 書

manaba経由で講義資料を配布しますので、印刷して講義に持参してください。

備   考

【準備学習(予習・復習)等】
毎授業で配布される資料を復習することで深く理解する。
ギャンブルに関わる新聞記事などに注意を払い、社会との関わり合いを理解するように心がける。

【受講における注意点】
私語、携帯電話、スマホの使用は禁止

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