特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

L25016

科目名

広告クリエイティブ論

科目開設大学名

関西大学

英文科目名

Creativeness for Advertising

配当学年

2~4年次

単位数

2

募集定員

3名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

学事局 教務事務グループ
TEL:06-6368-0127

担当教員

山本 高史

履修条件等

時間割

月曜日 13:00〜14:30 

開講期間

春学期 

教室

キャンパス

千里山キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

広告クリエーティブは送り手(広告制作者)によって、「時代/社会/人間」を背景に紡ぎ出されるものである。逆流して考えれば、広告物を精査すれば、それが生みだされた背景にある「時代/社会/人間」が明らかになる。

本講座では広告の送り手の側、受け手の側双方の立場から、過去の広告クリエーティブの著名作を分析、想像し論じる。 概念論に留まらない広告クリエーティブ像を描き出す。 広告の真の価値、考える楽しみを知ってほしい。

同時に、過去作を見ることは、社会通念の変化、ターゲットによる価値観の幅を知ることとなり、社会や人間の多様性を否応なく知ることとなる。その驚きも体験してほしい。

到 達 目 標

①知識・技能の観点
広告クリエーティブと、「時代/社会/人間」との関わりを、認識、理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
上記の作業を通して、自らの、「時代/社会/人間」への眼差しを養う。
③主体的な態度の観点
広告を「見ること=考えること」という態度を身につける。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授 業 計 画

第1回「ガイダンス」講座の全体像と、そのフロー。
第2回以降においては、実例をあげながら「広告クリエーティブ」を受け手、送り手双方の立場から分析・想像する講義を行なう。
テーマとして扱う広告(コピー)案
(1講義1テーマ、社名は当時のもの)
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。」丸大ハム
「サラリーマンという仕事はありません。」セゾングループ
「おじいちゃんにも、セックスを。」宝島社
「美しい50歳がふえると、日本は変わると思う。」資生堂
「無くしてわかる有難さ。親と健康とセロテープ。」ニチバン
「『人間は、全員疲れているのだ』と仮定する。」TOTO
「こんにちは土曜日くん。」伊勢丹
「四十歳は二度目のハタチ。」伊勢丹
「あなたが気づけばマナーは変わる。」JT
「おいしいものは、脂肪と糖でできている。」コカコーラ
「カエルコール」NTT
(これまでの実績より)
上記の広告事例を分析・想像することにより、広告の受け手の側から、そのバックヤードにある「時代/社会/人間」を探る。また送り手の側から、どのような思考が広告表現をつくりだすのかを学ぶ。
以上計15回
授業時間外学習 / Expected work outside of class
広告に接する時のすべてが学習です。

評 価 方 法

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験100%
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点

③主体的な態度の観点

すべて「到達目標」に沿う。

授業の方法

対面

教 科 書

山本高史   広告をなめたらアカンよ。   宣伝会議 

募集終了