講 義 概 要 スマートフォン、ソーシャルメディアは私たちのコミュニケーションに欠かせないものであるだけでなく、社会のさまざまな領域のありようを変容させている。この講義ではインターネット・コミュニケーションが社会にもたらす変容について、関連するメディア論、コミュニケーション論の概念や理論と社会におけるさまざまな領域の事例とを往復しながら検討する。 到 達 目 標 ①知識・技能の観点 インターネット・コミュニケーションに関わる歴史的な流れ、概念や理論を理解する
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点 インターネット・コミュニケーションに関わる先端事例についてそれらの概念や理論を活用しながら分析する視点を身につける
③主体的な態度の観点 新たな事象・現象について関心を持ち、講義内容と結びつけることができる 授業手法 / Teaching Methods ・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック 授 業 計 画 | 講義内容を収録した動画、参考動画視聴、小テストを組み合わせたオンデマンド配信を行います。原則、毎週月曜日までに授業動画を配信します。 | | | 1:ガイダンス -概念・理論と事例とを往復するために- | | 2:モバイルメディアとソーシャルメディアの展開 | | 3:シェアしたがる心理(1)「タグる」のメカニズム | | 4:シェアしたがる心理(2)「映える」のメカニズム | | 5:アフターソーシャルメディア(1)情報過多社会 | | 6:アフターソーシャルメディア(2)ニュース接触 | | 7:中間まとめ・意見交換 | | 8:インターネットと都市空間 | | 9:インターネットによる行動変容(1)働き方 | | 10:インターネットによる行動変容(2)学び方 | | 11:ゲスト講演:リモート・ネイティブの時代 | | 12:インターネットと身体性(1)「踊る」のメカニズム | | 13:インターネットと身体性(2)「旅する」のメカニズム | | 14:インターネット・コミュニケーションの今後 | | 15:まとめと振り返り | | 授業時間外学習 / Expected work outside of class | | ・講義で取り扱った概念、理論について復習すること | | ・新たに起こっている事象・現象についてニュースなどで確認しておくこと |
評 価 方 法 定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。 授業内で複数回実施(5-6回を予定)の小テスト(100%)で評価する。 基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy ・授業内小テストは講義で解説した概念や理論など知識を理解しているかを評価する。 授業の方法 オンライン(オンデマンド) 講義(オンデマンド配信型) オフィスアワー メール(keita-m@kansai-u.ac.jp)にて適宜受け付ける 参 考 書 藤代裕之 ソーシャルメディア論改訂版 青弓社 藤代裕之 アフターソーシャルメディア 日経BP 天野彬 シェアしたがる心理 宣伝会議 備 考 フィードバックの方法 関大LMSにて行う。 ○ 講義内容を収録した動画、参考動画視聴、小テストを組み合わせたオンデマンド配信を行います。 ○ 事情により授業内容の順番を一部入れ替える場合があります。 ○ 講義内容動画はLMSに提示したYou Tubeの限定URLにて視聴できるようにします。 ○ 受講生への連絡はLMSを通じて行います。質問は担当者への個人メールアドレスにお願いします。 ○ 原則、毎週月曜日までに授業動画を配信します。小テストなどの〆切は翌週月曜日までとします。 |