特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

L25033

科目名

SDGsで読み解く淀川流域

科目開設大学名

摂南大学

英文科目名

The Yodo-gawa river region and SDGs

配当学年

単位数

2

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

全学教育機構
TEL:072-839-9432

担当教員

石 田   裕子

履修条件等

時間割

木曜日 9:20〜10:50 

開講期間

後期 

教室

キャンパス

寝屋川キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

この科目は、琵琶湖の源流域から大阪湾までの淀川流域に着目し、人々の多様な暮らしや経済・文化・環境等について、SDGsの視点から学びを深め、淀川流域の多様性と持続可能な発展を考える教養科目です。本科目は、今、多くの企業からも注目を集めているSDGsについて、淀川流域を素材としながら、グローバルに考え行動するという社会人・企業人として必要な教養を身に付けることを目的とします。

到 達 目 標

(1)大阪をはじめとする関西地域の暮らしと密接な関わりを持つ淀川流域について、いかなる社会的課題が存在するかを、第三者に分かりやすく説明できる。
(2)SDGsについて理解を深め、上記(1)の社会的課題について、SDGsとの関連性を説明できる。
(3)地域のニーズや社会的課題を発見し、本講義で得られた知見を基に、その解決策を検討することができる。

授 業 計 画

第1回 ガイダンス―淀川流域のいま・過去・未来とSDGs
第2回 巨椋池遊水地化構想による淀川流域の治水と環境保全
第3回 淀川左岸地域を中心とした水辺整備と流域連携活動
第4回 淀川流域の洪水対策
第5回 些細なことで豊かになる淀川流域の生活
第6回 淀川水系にみる文化と観光の経済学
第7回 地域資源としての淀川の記憶
第8回 淀川流域の名所化と文化遺産
第9回 淀川流域での学生活動
第10回 所得格差と教育問題
第11回 都市農業の歴史的遺産と公益的機能
第12回 人口移動や通勤流動でみる地域経済
第13回 産業連関分析
第14回 住民が主役の広報戦略
第15回 この授業のまとめ

評 価 方 法

第2回目~15回目までの授業内で実施される理解度確認(クイズor簡単な小レポートなど)(いずれも5点満点、14回分で計70点)と、期末のレポート(30点)の合計100点満点で評価する。なお、期末のレポートは、最終回の授業時に各担当教員によって提示される課題一覧の中から、いずれか1つを選択し、A4で2枚程度のレポート作成に取り組む。

授業の方法

対面

この授業では、摂南大学の近傍を流れる「淀川」の社会・歴史・文化・経済・環境等について、SDGs(2030年までの世界の目標)との関連性を意識しながら、学部の垣根を越えて、地域の課題を学びます。
毎回の授業は、基本的に教科書に沿って行われます。なお、理解促進のために、必要に応じて、レジュメあるいは補足資料を配布します。

教 科 書

「SDGsで読み解く淀川流域近畿の水源から地球の未来を考えよう」(後藤和子・鳥谷部壌 編著)(昭和堂)ISBN:9784812221020

備   考

SDGsの17の目標とその内容は次の通り。SDG1(貧困をなくそう)、SDG2(飢餓をゼロに)、SDG3(すべての人に健康と福祉を)、SDG4(質の高い教育をみんなに)、SDG5(ジェンダー平等を実現しよう)、SDG6(安全な水とトイレを世界中に)、SDG7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)、SDG8(働きがいも経済成長も)、SDG9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、SDG10(人や国の不平等をなくそう)、SDG11(住み続けられるまちづくりを)、SDG12(つくる責任 つかう責任)、SDG13(気候変動に具体的な対策を)、SDG14(海の豊かさを守ろう)、SDG15(陸の豊かさも守ろう)、SDG16(平和と公正をすべての人に)、SDG17(パートナーシップで目標を達成しよう)。事前・事後学習の総時間数はおよそ60時間程度とする。

募集終了