特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2026年度シラバス

Web出願登録締切

5月6日

出願票提出締切

5月8日

科目番号

A26016

科目名

貨幣とは何か

科目開設大学名

阪南大学

英文科目名

The Nature of Money

配当学年

1234

単位数

2

募集定員(最少催行人数)

24名(5名)

年間日程

連絡先

教務課
TEL:072-332-1244

担当教員

中原 隆幸

履修条件等

時間割

金曜日 10:00〜11:30 

開講期間

後期 

教室

ルームA

キャンパス

キャンパスポート大阪(大阪駅前第2ビル4階)

講 義 内 容

キーワード

制度としての貨幣、社会的紐帯としての貨幣、貨幣的秩序とその危機

講 義 概 要

江⼾時代、天下の台所であった⼤阪は貨幣経済が最も発達した地域であった。その当時の貨幣を体現するものは当然、⾦や銀などの⾦属であったが、その実質的な単位は⽶であったこともよく知られている。なぜ当時の⼈々はそのような⼆重標準を容認していたのだろうか︖こうした問題を考えるためには、われわれが通念として受け⼊れている「貨幣理解のあり方」を根本的に⾒直す必要がある。本講義では、貨幣を実体論的に捉えることから離れて、社会全体に経済的・政治的・社会的秩序を与える非実体的なモノとして捉え、その貨幣が私たちに影響を与える制度としてどのように進化してきたのか、またこれからどのように進化してゆくのかを、理論的に検討する。

到 達 目 標

貨幣の本質を捉え、貨幣経済のシステマティックな構成を理解し、その制度進化の有り様を理解する。

授 業 計 画

第1回_2026/10/2貨幣とは何か:生活的理解からの脱却を目指して
第2回_2026/10/9「貨幣」は商品交換から生まれたのか?
第3回_2026/10/16「貨幣」の三機能:計算単位・支払手段・価値貯蔵手段
第4回_2026/10/23貨幣はいつどこで誕生したのか?
第5回_2026/10/30金属貨幣から信用貨幣へ:歴史的事実としての貨幣形態の変遷
第6回_2026/11/6貨幣は社会経済において人々を集団としてまとめるモノである
第7回_2026/11/13貨幣を「制度」として理解する
第8回_2026/11/20中間テスト
第9回_2026/11/27貨幣は債権・債務の関係を表象するシステムである
第10回_2026/12/4「生の債務」仮説を検討する
第11回_2026/12/11貨幣の三形態:債務としての貨幣
第12回_2026/12/18貨幣の三形態:主権としての貨幣
第13回_2027/1/8貨幣の三形態:倫理としての貨幣
第14回_2027/1/1521世紀の貨幣:認知的多様性から創発される新しい貨幣
第15回_2027/1/22学習成果到達度の確認テスト

評 価 方 法

講義終了時に課される簡単な課題の提出30%、中間試験テスト30%、最終確認テスト40%で評価する

授業の方法

対面

対面講義

教 科 書

ブリューノ・テレ著『社会的事実としての貨幣』、晃洋書房、2022年

参 考 書

適宜指示する