講 義 概 要 講義では、安全保障、国際経済、市民社会にかかわる、さまざまなガバナンスの事例を順に取り上げていく。 その際、世界政府という「強制力」の存在しない国際社会において、いかにして国家間協力が導かれているのかが重要な分析の対象となる。 国家間協力が導かれる論理を、わかりやすく整理し、実際の事例のなかで検証していくというやり方で授業は進んでいく。
到 達 目 標 国内社会には政府が存在し、さまざまな問題を解決することで人々は生活することができる。 ただし、国際社会には、今のところ世界政府が成立したことがない。 それでは、国際社会はどのように問題を解決しているのだろうか。 社会にあるさまざまな問題を政治的に解決していく機能のことをガバナンスという。 この講義では、グローバルな国際社会において、このガバナンスの機能がどのように果たされているのかについて、さまざまな事例を取り上げて詳しく見ていく。 受講生が、国際社会の現状と国家間協力についての知識を深め、さらに国際社会を主体的に分析する手法を身につけることがこの講義の目的である。 授 業 計 画 | 第1回 | イントロダクション | | 第2回 | グローバル・ガバナンスの論理①:国家中心の見方 | | 第3回 | グローバル・ガバナンスの論理②:制度中心の見方 | | 第4回 | 安全保障のガバナンス①:核のガバナンスの仕組み | | 第5回 | 安全保障のガバナンス②:同盟のガバナンスの仕組み | | 第6回 | 安全保障のガバナンス③:戦争のガバナンスの仕組み | | 第7回 | 安全保障のガバナンス④:内戦のガバナンスの仕組み | | 第8回 | 経済のガバナンス①:貿易のガバナンスの仕組み | | 第9回 | 経済のガバナンス②:多国籍企業のガバナンスの仕組み | | 第10回 | 経済のガバナンス③:金融のガバナンスの仕組み | | 第11回 | 国際市民社会のガバナンス①:NGOのガバナンスの仕組み | | 第12回 | 国際市民社会のガバナンス②:人権のガバナンスの仕組み | | 第13回 | 国際市民社会のガバナンス③:移民・難民のガバナンスの仕組み | | 第14回 | 国際市民社会のガバナンス④:環境のガバナンスの仕組み | | 第15回 | グローバル・ガバナンスの展望 | |
評 価 方 法 最終試験(80%)+小テスト(20%)で成績評価する。 最終試験は、論文(レポート)試験として実施する。
授業の方法 対面 授業の事前に講義のテキストをクラスプロファイルを通じて配布する。 それを読んだことを前提に授業を実施する。 また、毎回講義の終わりに小テストを実施する。 論文(レポート)試験・小テストの講評・解説は授業時間中に実施する。 教 科 書 テキストは、授業の前にオンラインで配布する。 参 考 書 参考文献は、講義のなかで適宜紹介する。 備 考 【授業外学習(予習・復習)】 講義の前にオンラインで配布されるテキストを読んでくること。 同様にオンラインで配布されるワークシートを読み返すことが最も良い復習となる。 ワークシートは、テキストを精読し、講義を受講すれば、解答できるものになっている。 また、日々のニュースやその他報道にもよく目を通しておくこと。
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