講 義 概 要 本講義は政治学の入門科目である。政治とは何だろうか?「国家」とは?市民の声はどのようにして政治プロセスに反映されているのだろうか?国民による統治を担保する政治制度は具体的にはどのように機能しているのだろうか?国民国家が織りなす国際社会とはどのような特徴を持つのだろうか?こうした問題に取り組む政治学の諸理論を紹介し、政治現象を理解するためのモデルを学んでいく。 到 達 目 標 この授業を受けることによって、漠然と考えてきた「政治」をより分析的かつ客観的に理解できるようになることが目的である。 より具体的には、 1.個人の合理性に基づく分析視角 2.制度の果たす役割を理解する視点 3.他国との比較によって自国の政治制度を相対化する視点 が備わることを到達目標とする。 授 業 計 画 | 第1回 | イントロダクション―政治とは何か― | | (事前・事後学習内容)教科書:第1章第1節 | | 第2回 | 政治とその分析枠組み | | (事前・事後学習内容)教科書:第1章第2~4節 | | 第3回 | 国家という枠組み:国家をめぐる概念と国家の役割 | | (事前・事後学習内容)教科書:第2章第1・2節 | | 第4回 | 政治体制:政治体制の分類 | | (事前・事後学習内容)教科書:第3章第1節 | | 第5回 | 選挙と投票(1):政策の対立軸 | | (事前・事後学習内容)教科書:第4章第1節 | | 第6回 | 選挙と投票(2):選挙と選挙制度 | | (事前・事後学習内容)教科書:第4章第2節 | | 第7回 | 政党と政党システム | | (事前・事後学習内容)教科書:第5章 | | 第8回 | 執政・立法・司法(1):執政制度の分類 | | (事前・事後学習内容)教科書:第7章第1節 | | 第9回 | 執政・立法・司法(2):議会制度 | | (事前・事後学習内容)教科書:第7章第2節 | | 第10回 | 官僚制・利益団体 | | (事前・事後学習内容)教科書:第8章 | | 第11回 | 地方自治 | | (事前・事後学習内容)教科書:第9章第2・3節 | | 第12回 | 安全保障と平和(1):戦争をめぐるミクロな説明 | | (事前・事後学習内容)教科書:第10章第1節 | | 第13回 | 安全保障と平和(2):戦争をめぐるマクロな説明 | | (事前・事後学習内容)教科書:第10章第2・3節 | | 第14回 | 国際政治経済 | | (事前・事後学習内容)教科書:第11章 | | 第15回 | 国際社会と集団・個人 | | (事前・事後学習内容)教科書:第12章 | |
評 価 方 法 1.到達目標の達成度について評価を行う。
2.評価方法は、小テスト(30%)と筆記試験(70%)によって行う。 ・小テスト:各回の授業の理解度を問う小テストをMoodleを通じて行う。各回の講義終了後にMoodle上で解答可能の設定とするので、次回の講義日前日(23:59)までに解答すること。 ・期末試験:学期末に講義の理解度を問う期末試験を行う。
3.単位修得には、授業で学んだ基本的な知識を身につけていること、また授業で取り上げた主題に関する論点を理解し、適切な概念を用いて政治の諸課題について論理的に分析できることが必要となる。 授業の方法 対面 教 科 書 砂原庸介・稗田健志・多湖淳『政治学の第一歩〔第3版〕』(有斐閣ストゥディア、2025年) 参 考 書 各回の講義の参考文献は、別途配布するシラバスに掲示する。 備 考 【履修上の注意】 講義中の私語は他の受講生の聴講を妨げることとなるため、禁止とする。講師の注意にもかかわらず私語を行う者に対しては、教室からの退室を求め、単位は認定しない。 前回、2024年後期に講師が本講義を開講した際は、単位認定率が28.2%(AA=0%、A=3.5%、B=10.6%、C=14.1%、F=71.8%)にとどまった。毎回の講義に出席するつもりのない学生は、本講義を登録することのないように注意すること(結局、単位を修得できないので)。 |