特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2026年度シラバス

Web出願登録締切

3月23日

出願票提出締切

3月25日

科目番号

E26023

科目名

観光とサービス

科目開設大学名

大阪観光大学

英文科目名

Toursim Service

配当学年

2

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教学課教務担当
TEL:072-453-8321

担当教員

橋本 行史

履修条件等

時間割

火曜日 13:20〜15:00 

開講期間

後期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

日本は小さな島国で資源や食料を輸入に依存しており、近代化以降、モノづくりによる輸出に力を入れてきた。戦後の高度経済成長も自動車や電気製品を中心とした輸出によって日本経済が支えられた。1960年代に貿易収支が黒字化すると、1970年代の2度の石油危機後も貿易収支は増加を続けた。1985年のプラザ合意後の円高ドル安の進行で貿易収支の黒字が頭打ちすると、今度は海外の生産拠点からの配当収入によって経常収支の黒字が支えた。しかし、最近の資源高と円安進行によって貿易収支の赤字が増加している。2022年の貿易収支(速報)は15.7兆円の赤字、経常収支は11.4兆円の黒字で、約450兆円といわれる対外純資産が国の信用を支える構図となっている。モノづくり力の強化の視点から、技術革新や人材育成が求められるほか、貿易収支の不足分をサービス収支の黒字で補っていくことが求められている。今後の成長が期待されるサービス分野として、電子商取引(EC)、音楽・映画・ゲーム、金融・教育・コンサルティング、観光などがあげるが、いずれもグローバルな競争も激しい。こうしたなかで本授業は、日本での伸びが期待される観光産業に着目して、観光とサービスについて考察する。2020年の対日外国人観光客(インバウンド)は、3,000万人を超え、政府の目標である2020年の4,000万人は新型コロナの影響で達成できなかったが、コロナの終息を見据えて、政府は新たに2030年に6,000万人達成を目標に掲げている。その一方でこれまでの量を追う観光を見直す動きがある。観光産業はサービス産業の一つであり、サービスを考えることは観光産業を分析する良いツールとなる。本授業は、サービスに関する理論や事例を学び、サービスの特徴を踏まえてどのようなサービス産業の経営ができるかを考える。

到 達 目 標

a.知識・理解
サービスの基本的な知識を身につける。
b. 思考・判断
今後の観光サービスの方向性を具体例で理解する。
c. 関心・意欲
観光についてより広く深い関心と学習意欲を持つ

授 業 計 画

(総論)
1.ガイダンス、サービス産業の意義、コーリン・クラークの法則
2.サービス産業論:経済のサービス化、日本経済とサービス産業
3.サービス産業論:業種と職種
4.サービスイノベーション(シェアリングエコノミー、価値共創の仕組みづくり)
5.サービス論:定義・特徴
6.サービス論:価格マネジメント(=需要と供給のマネジメント)
7.(補)需要と供給以外の価格変動要因(需要曲線のシフト、供給曲線のシフ)
8.サービス論:品質マネジメント(=サービスの特徴のマネジメント)
9.中間試験と解説
(各論)
10.観光とサービス:「サービス」「ホスピタリティ」「おもてなし」の違い
11.観光とサービス:お客の感謝、リピーター確保
12.観光とサービス:観光税、富裕者層・一般労働者層
13.サービス人材論:特徴
14.サービス人材論:キャリア形成、人手不足 
15.期末試験と解説
(授業の進行状況によって、テーマと順序が変わることがある)

評 価 方 法

評価手段・到達目標)
               a   b  c  d  e  評価比率
1.期末試験          ◎  〇  〇        70%
2.中間試験          ◎  〇  〇        30%
3.宿題・授業外レポート
4.授業内発表・製作作品
5.授業態度・授業への参加度               減点要素
全体             ◎  〇  〇        100%

授業の方法

対面

対面授業

教 科 書

特になし、レジュメによる進行を予定。

参 考 書

必要に応じて授業中に指示する。
近藤隆雄『サービスイノベーションの理論と方法』生産性出版、2012年

備   考

1.Web、文献などを活用して授業の準備・復習をする。
2.授業終了時、希望者にオフィスアワー時にフィードバックを行う。